CGエンジニア検定試験の独学勉強法【テキスト紹介・勉強時間など】

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CGエンジニア検定には、CGの技術やプログラミングに関する基本的な知識が求められるベーシックと、ベーシックに加えて、ソフトウェアやハードウェア、システムの開発に関する知識や応用力が求められるエキスパートがあります。

余程自信がある場合を除き、まずは基礎ともいえるベーシックから始める事をおすすめします。

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目次

CGエンジニア検定の勉強法

過去問題に触れてみる

CGエンジニア検定は、専門性の高い資格になるため特殊な用語や知識が必要となります。

また、試験の内容や出題範囲、傾向を把握する上でも、先ずは実際に出題された過去問題に触れてみる事が大切です。

なお、参考書から勉強を始めてしまうと全体をくまなく勉強してしまいがちで、時間も掛かり最悪挫折しかねませんので、先ずは解らなくてもいいので過去問題から始める事が効率的です。

過去問題を利用する上での注意点

過去問題を何度も繰り返し勉強していく事が大切ですが、単純に答えを覚えるだけの勉強は避けましょう。

当たり前ではありますが、繰り返し行う事で答えだけなら簡単に暗記してしまうため、ついつい勉強した気になりがちです。

過去問題を解く上で大切な事は、繰り返し解く過程でどうしてその答えになるのかを、問題を通じて理解しておく事が大切です。

参考書の使い方について

過去問題を行っていく過程で、解らない用語や理解できない問題がある時に参考書を活用します。

なぜなら、解ける問題に関してはすでに知識が備わっており、余分な情報を得る必要はありません。先にも述べた様に、参考書にのめり込んでしまうと時間が掛かってしまいます。

ですので、参考書の使い方を上手にこなす事が、短期間での合格を目指す場合に非常に効率的な勉強になります。

勉強におすすめなアイテム

重要な用語など覚える際に活用したいのが、単語カードです。単語カードはコンパクトサイズとなっているため、持ち運びにも便利です。

勉強する上でどうしても覚れない、忘れてしまうといった用語などは、単語カードに記入しておく事でいつでもどこでも見直す事ができます。

また、スマートホンアプリにも暗記カードとして使える便利なアプリのEverword がおすすめです。

習熟度別に出題頻度を調整したりできますので、覚え忘れを防いだりする事ができる優れものです。余裕がある方は、こういったアプリも活用してみて下さい。

テキストの紹介

問題集としておすすめなテキストは、画像情報教育振興協会から出版されている、「CGエンジエア検定 エキスパート・ベーシック公式問題集」です。

解答に関する具体的なアドバイスや、問題を理解する上での重要なキーワードが解説されているなど、これ一冊でも充分な問題集となっています。

なお、決して問題量が多いとはいえませんがエキスパートおよびベーシック対応となっていますので、いずれはエキスパート取得を目指す場合にも活用できますので経済的にもおすすめです。

また、参考書としてはこちらも画像情報教育振興協会から出版されている「ディジタル画像処理[改訂新版]」や「ビジュアル情報処理-CG・画像処理入門-[改訂新版]」などがおすすめです。

難易度(勉強時間)

試験難易度については、エキスパートの合格率は概ね50%前後でベーシックの合格率は60%程度となっており、それなりに勉強さえすれば、比較的合格しやすい資格といえます。

また、この資格には受験資格はありませんので、CGに関して初心者の方でも決して難しいものではありません。

なお、CG初心者の方でも毎日1時間から2時間ほどの勉強時間がとれれば、1ヶ月もすればベーシックは充分に合格できます。

試験は年に2回開催されていますので、その2回でエキスパートの合格も達成できると思います。

合格基準

100点満点中70点以上

受験者数・合格率

エキスパート

時期応募者数合格率
2018年前403人29.4%
2017年後416人47.3%
2017年前329人37.7%

ベーシック

時期応募者数合格率
2018年前828人66.2%
2017年後1,071人62.3%
2017年前568人60.6%

試験情報

  • 資格種別:民間資格
  • 資格区分:エキスパート、ベーシック
  • 受験資格:なし
  • 試験内容:筆記試験
  • 試験日:7月中旬、11月下旬
  • 試験場所:全国各地
  • 問い合わせ先:CG-ARTS協会

試験情報の詳細は「CGエンジニア検定試験の難易度や合格率・日程など」で掲載しています。

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