日本語能力試験の勉強法

文法の理解について

まず、基本的な文法事項の理解を進めます。日本人だと感覚でわかることも多いですが、一部外国人学習者向けの特別な文法の考え方がありますので、それを問題を解きながら理解する必要があります。

学校の国語で習うことと違います。問題集をやってみてわからないことがあれば、テキストを購入してざっと読むか、ネットの日本語教師のサイトなどで確認するとよいです。

外国人学習者向けの文法はわかりすいですからあまり時間はいりません。ただ、学校の文法と同じだと思うと間違えるので、そこを明確に区別するように学習を進めていきます。

聴解問題の特徴について

聴解問題も基本的には日本人なら感覚でわかる部分もありますが、一部ひっかけ問題のようになっていたり、日本人でも迷ってしまうような微妙な問題もあります。

一度、実際の試験問題を解いてみて、間違えたところはきちんと、なぜ間違えたのか、どうしてその答えになるのかを確認していきます。

どうしてもわからない場合は、その都度、参考となるテキストで根拠を見つけます。日本人であれば感覚で解ける問題も多いので、テキストから入るよりも、問題から入った方が効率がよいです。

読解問題について

読解問題は、級が進むごとに難しくなっていきますが、N4やN5では本当に簡単な問題で、小学生でもわかるようなことを聞かれます。

つまり、基本的な文法事項ができていれば出来る問題で、日本で日常生活が問題なく送れていれば必ず解けますから、試験問題を1回練習して、コツを掴むだけで十分です。

ただし、N3まではそのやり方で問題なく合格できますが、N2やN1になると話が違ってきます。

課題文が普通の日本人にとっても難しいと感じるものに変わります。また、問題も日本人でも知らない言葉がでてきたり、文法事項を絡めた問題も難解になっていきます。

ここでも、基本的に勉強方法は問題を解いてみてわからないところはテキストに戻る、で大丈夫ですが、N1にもなると日本人でも知らない知識がほとんどになってきます。

30代男

要するに、日常生活では気にしないような、細かい言葉の使い分けについて問われるので、使えていても、いざ問題になるとわからない、ということが増えてきます。その場合の勉強方法として有効なのが、テキストに戻って違いを確認し、自分で例文をいくつか考えてみることです。日本人であれば、例文が浮かぶはずです。その正誤をテキストの基準に従って判断できるようになれば、試験で同じような問題がでても、間違えることはないです。

テキストの紹介

日本語能力試験 公式問題集 N3

完成度が高く、一冊に必要な文法事項の解説などがまとまっているので、手軽に済むことが1番のよさです。このテキストを使えば合格点は超えられます。

中上級を教える人のための日本語文法ハンドブック

N1、N2でつまづいたり、通常のテキストだけでは理解しきれず、文法事項についてもっと明確に深く理解したい場合はこちらをオススメします。プロの日本語教師も使っているハンドブックです。

日本人でも知らないような細かい用法や使い分けが網羅されています。

初級を教える人のための日本語文法ハンドブック

初級版もあります。こちらは、初級版なので要らないと思われがちです。

確かに、普通の日本人は感覚で理解できることを言葉で分類したような内容ですが、意外と普通の日本人が知らないようなことも載っていますし、普通の人はこのように説明することは不可能でしょうから、こちらもより深く学習したい人には大変おすすめです。

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通信講座の紹介

日本語教育能力検定に合格したおよそ6人に1人がヒューマンアカデミーの受講生になるので、通信講座を考えた場合、まずは合格実績のあるヒューマンアカデミーの受講を考えてみて下さい。

ヒューマンアカデミーの日本語教育能力検定講座は「直前対策講座」と「完全合格講座」の二つの通信講座を実施しています。

一からしっかり勉強するのであれば完全合格講座をお勧めしますが、費用が10万円を超えるので、試験まで比較的余裕がある方は、まずは独学で勉強して基礎を固めて試験の3ヵ月ぐらい前から直前対策講座を受講した方が得策です。

直前対策講座であれば2万円弱で受講することができるので経済的です。

難易度(勉強時間)

N5、N4

普通の日本人なら1回過去問題を解けば大丈夫です。1、2時間で済みます。

N3

偏差値が60くらいある人なら、N4、N5と同様の勉強方法で問題ありません。

少し学力に自身のない人の場合は、過去問題を解くだけでなく、おすすめのテキストを一冊購入して勉強した方がよいでしょう。その場合でも、10時間ほどあれば大丈夫です。

試験問題→難しければテキスト→再度試験問題といった流れです。

N2、N1

全ての人にとって、試験問題→難しければテキスト→再度試験問題、という流れが必要です。かつ、テキスト学習にあてる時間が長くなります。総合して40〜50時間ほど必要です。

※あくまで目安なので個人差はあります

試験情報

基本情報

【資格種別】民間資格

【資格区分】N1、N2、N3、N4、N5

【受験資格】日本語を母国語とししていない人

【試験日】7月上旬、12月上旬

【試験場所】日本44都道府県、海外23か国・105都市

【問い合わせ先】 日本国際教育支援協会

試験概要

筆記試験、聴解試験

受験者数・合格率

受験者数は年々増加しており、2015年度には、全世界から約60万人がチャレンジしています。

NIの認定率は30%程です。大学生(院)の受験者が半数を占めます。

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