歴史能力検定試験の独学勉強法【テキスト紹介・勉強時間など】

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歴史能力検定の勉強法は、最初に、出題されている問題レベルと現在の自身の実力との距離を把握する必要があります。

ある程度知っていたり、学習している時代の一部など、まずは過去問を解いてみます。

過去問題集を用意します。勉強上の注意点としては、使用する教材は級によって異なってくるため、各級について個別の勉強法で学習を進めていきます。

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目次

歴史能力検定の勉強法

どの級についても、書いて憶えることが必要です。そのため、何度も書かなければならないといった場合にも、2、3回は丁寧に紙に書くことが大事といわれています。

それの語は、机の上で指を動かすだけでもいいといわれます。

歴史検定の準3級と3級には筆記問題はないのですが、その後の2級や1級などの試験対策にもなりますので、書いて憶えることをおすすめします。

続いて、声に出して憶えるという方法で憶えます。五感を使うことで、より記憶が定着しやすくなります。

ささやく程度でも口を動かして憶えるようにします。五感を使って憶えるというメリットは、特に1、2級の試験で、書き間違えた時などに気づきやすくなるためにもなるからです。

そして、試験内容に興味付けをするということを行うことも大切といわれています。

例えば、自身の足で遺跡や博物館などを巡ることから始め、具体的な事物などを直接見たりするということも動機づけにもなり、記憶にも残りやすいともいえますので、知識定着という意味でも有効な方法であるといえます。

また、受験した問題をもう一度解き直すことによって、出題の傾向が把握できたり、知識もさらに定着するといった効果があります。

歴史検定の1級を目指す場合などは、1級では教科書の範囲外からの出題と論述問題が出るため、日本史用語集や世界史用語集に書かれている内容を熟読することが大切です。

そして、図説や図録などの史料集を用語集と併用して学習を進めます。そして、過去問集を何度も解くことが大切です。

問題を解いていると出題傾向を捉ええることができ、それが実際に試験を受ける時に役立つといわれています。

タロウ

歴史能力検定の勉強法は、出題されている問題レベルと現在の自身の実力との距離を縮めていくようにします。

テキストの紹介

歴検実戦!テスト形式過去問題集 日本史 解答・解説」は、実際の過去問題集が収録されています。

このテキストは実践的な内容で試験を想定して学習できるという点でおすすめです。

また、実際に過去問を解くことで、どんな問題が過去に出題されたのかを知ることもできるというメリットもあります。

例えば、歴史能力検定 3級の日本史の勉強をする場合、収録されている2008~2012年度に公開会場で実施された5回分の試験問題を解くことで、その時の具体的な問題を知った上で、問題傾向をつかみやすくなります。

このテキストはほぼそのまま試験問題が縮小掲載され、別冊の解答・解説を丁寧に確認することができ、間違いの理由や、問題を解く上でのポイントなどを学習できます。

歴検実戦!テスト形式過去問題集 日本史 解答・解説

受験者数・合格率

全級

時期受験者数合格率
2015年9,258人52.1%
2014年11,552人60.2%
2013年12,183人56.7%
2012年22,660人58.7%
2011年26,105人58.0%
2010年30,021人59.2%

難易度(勉強時間)

歴史能力検定の試験の難易度については、級別に設定されています。

1級、2級、3級は日本史と世界史から選べるようになっており、4級は歴史の基本、5級は歴史入門となっています。歴史能力検定は級別にレベルが設定されていますが、1級はレベルがありません。

具体的には1級日本史、世界史はレベル無し、2級は高校レベルの日本史と世界史、3級は高校基礎レベルの日本史と世界史、準3級は日本史のみで難関私立高校受験レベル、4級は歴史の基本で中学校修了レベル、そして5級は歴史入門で小学校修了レベルとなっています。

合格基準

100点満点中60%以上の得点率

試験情報

  • 資格種別:民間資格
  • 資格区分:1級、2級、3級、準3級、4級、5級
  • 受験資格:なし
  • 試験内容:筆記試験
  • 試験日:11月下旬(年1回実施)
  • 試験場所:全国各地
  • 問い合わせ先:歴史能力検定協会

試験情報の詳細は「歴史能力検定試験の難易度・合格率・試験日など」で掲載しています。

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