工事担任者試験(DD第一種)の独学勉強法【テキスト紹介・勉強時間など】

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電気通信の「工事担任者」試験は、電気通信事業法第73条に基づく国家試験になります。

この試験によって得られる資格者証の種類及びこの資格者証を有する者が、自ら工事を行い又は監督することができる端末設備等の接続に係る工事の範囲は、次のとおりです。

工事担任者は、受験に際して、年齢・学歴・業務経歴等による制限がありません。どなたでも受験が可能です。

工事担任者の資格試験は、AI第一種、AI第二種、AI第三種、DD第一種、DD第二種、DD第三種、AI・DD総合種の7つの種類があります。

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目次

工事担任者(DD第一種)の勉強法

このどの試験を受けるかによっても勉強法が分かれてきます。試験科目は、3科目あります。

  1. 「基礎」は電気通信技術の基礎
  2. 「技術」は端末設備の接続のための技術及び理論
  3. 「法規」は端末設備の接続に関する法規

になります。

ここでの勉強法は、7つの種類どの試験にも適用可能な効率的な試験の受け方に触れて、DD第一種の試験の勉強法について触れていきたいと思います。

工事担任者の資格試験で最も強力なt資格取得方法をご紹介します。該当される方は、なんと試験を受けることなく工事担任者の資格を受けることができるのです。

この制度は、全科目免除申請することで資格が交付されます。この制度は、受験科目合格・認定校終了・実務経歴・資格による申請による全科目の試験免除とすることができます。

現実的に発生頻度が高いと思われるケースとは、前回以前に工事担任者の受験科目に1つ又は2つ合格していて、別資格に合格したことで全科目免除申請する場合と思われます。

このケースの一例を挙げておきたいと思います。

前回までの工事担任者の②「技術」③「法規」に合格していて、その後に、第一級陸上無線技術士又は第二級陸上無線技術士に合格した場合には、工事担任者の①「基礎」の試験が免除されて、全科目免除申請の申請をすることが可能になります。

これ以外にも最大2科目免除される資格による申請があったり、経歴によるものがあったりとしますので、個々人の持たれているものを棚卸して工事担任者試験に望まれることが方がよいと思います。

基礎

「基礎」の試験項目は、電気回路・電子回路・ロジック・整合等の伝送回路・変復調になります。

全体の設問は、大問題が5題あります。その中に小問題が4問から5問あります。100点満点中60点以上が合格になります。

つまり、大問題の観点考えると、大問題として5題中、3題を満点が取れれば合格になります。

そこで、仮に、不得意な大問題が一つある場合は、得意な大問題3題を重点的に勉強して、残りに大問題2題中1題を半分くらい解けるように努力します。

最後の大問題1題は、不得意であればそれほど時間を掛けずに対応してもマークシート方式の特質上、正答できる可能性があります。

この戦略により、勉強時間を短縮することが可能になります。

つまり、得意な大問題3題を重点的に、過去問を5年から6年分を掲載したもの4回ほど繰返し解いてみれば試験対応可能な実力が得られます。

技術

技術は幅広い範囲なり最も勉強法で悩むところと思います。勿論ですが全てを理解していることが大切ですが、試験に合格することが、工事担任者としての実務に従事するために必要になります。

そのために、先ず試験に合格することが大切になります。合格点は、100点中60点以上を取得すればよいのです。逆に考えると、勉強する科目を選択することも一つの方法になります。

この勉強する科目の選択方法として、各人のバックグランドと照らしあわせて過去の知識が活かせる科目を選択することが極めて有効です。具体的な方法は、過去問を眺めて現時点の知識で解けそうな科目を優先的に選択するのがポイントになります。

この選択した科目の過去問を5年分を5回程度を解くようにしてみて下さい。合格点に近い実力が身に付きます。

法規

「法規」の試験項目は、端末設備の接続に関する法規なります。これは、得意不得意ではなくて、重要法規を暗記するしかありません。法規を全て暗記する必要はありません。

過去問を5年から6年分を解いていると頻度の高い法規の問題に触れることになります。

つまり、法規に関しては、大問題5題全体で60パーセント以上の得点が確保できるように暗記していきます。

工事担任者の資格試験は、試験免除等の仕組みがありますので、その仕組みを最大限活用することが最大のポイントになります。

次は、電気通信国家試験センターの過去問と解答を参考にするとともに、過去数年に渡る過去問を解いてみることが合格のチカミチと思います。

テキストの紹介

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株式会社リックテレコム (編集)、電気通信工事担任者の会 (監修)の「工事担任者 DD1種実戦問題」がお勧めになります。アマゾンにて3000円前後で購入できます。

過去の試験問題に対して、丁寧な解説がなされています。これ一冊で、過去問が理解できるようになっています。

加えて、出題傾向を予測した予想問題が掲載されていますので、実践的な学習に大変に役立ちます。私が重宝しているのが、重点項目を総まとめしている章になります。

これは、電車の移動中の学習をはじめとして活用範囲の広いものです。

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更に、株式会社リックテレコム (著, 編集)の「工事担任者 DD1種標準テキスト」も併せて購入されるとよりよいと思います。

このテキストで広範囲な知識を抑えることができますので、全体の体系的な理解に役立つと思います。

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難易度(勉強時間)

工事担任者のDD第一種の試験は、3科目ともに5肢択1式のマークシートの得点として60点以上が、合格基準になります。

勉強法で紹介した範囲について、基本的に過去問が満遍なく解答できるレベルになるまで過去問を解くようにトレーニングすれば合格圏内に入ります。

具体的な勉強時間は、経験を積まれている社会人の方であれば、①「基礎」は20時間、②「技術」は20時間、③「法規」は20時間の合計60時間あれば合格圏内を目指せると思います。

仮に、往復の通勤時間で2時間確保できるとしますと30日で対応できる範疇になります。皆さんも、是非、挑戦されてみて下さい。

合格基準

各科目の得点が、100点満点中60点以上

受験者数・合格率

受験者数、合格率の全てが非公開

試験情報

  • 資格種別:国家資格
  • 資格区分:AI第一種、 AI第二種、AI第三種、DD第一種、DD第二種、DD第三種、AI・DD総合種
  • 受験資格:なし
  • 試験内容:筆記試験(5肢択1式)
  • 試験日:5月、11月
  • 試験場所:全国各地
  • 問い合わせ先:一般財団法人 日本データ通信協会

試験情報の詳細は「工事担任者試験の難易度・合格率・試験日など」で掲載しています。

皆さんの勉強法を掲載!

さきこ

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初心者の方が合格するための時間の目安

初心者は、3科目を受ける必要があります。そのために、初心者は免除等がないため難易度が高いといえます。しかしながら、他の難易度が高い資格に比較した場合は、十分に合格圏内を目指せる試験になります。
つまり、5段階評価で、中間の3になります。基礎科目は、電気回路を2程・電子回路を2週間程・ 論理回路を2週間程かけて基礎を学ぶ必要があります。そして、過去問5年分を5回程度は解く必要があります。
そのために基礎科目は、8週間から10週間の勉強時間を想定する必要があります。
技術の科目は、過去問を中心に勉強することが効率的ですので、6週間程度の勉強時間を想定する必要があります。法規は、関連法令の読込みと過去問の勉強が必要であり週間から8週間を想定する必要があります。
従って、21週間から24週間が必要になります。受験日の6ヶ月程度前から勉強を開始すれば合格圏内を目指せると考えられます。

勉強時間:150時間 20代男性 2017年12月15日

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