はり師・きゅう師の独学勉強法【テキスト紹介・合格率など】

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はり師、きゅう師国家試験に受かるには西洋医学、東洋医学、その他公衆衛生法や関係法規の勉強が必要である。

養成校の試験でほぼ9割取れているならさほど勉強は必要ないかもしれないが、そうでない場合はコツコツと広範囲に及ぶ勉強をしっかりやっておかなくてはならない。

毎年の国家試験の問題集や模擬問題をやる前にしっかりと地頭を固めておく必要がある。

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目次

はり師・きゅう師の勉強法

学校のテストのときは要点だけの勉強でもやって行けたかもしれないが、国家試験となると丸暗記だけではやっていけない。応用力が必要となってくる。

なぜなら4択問題でも正解が1つとは限らないパターンが含まれているので消去法では解けないからである。

まず最初は教科書を何回も読んで暗記できなくとも理解することから始める。わからなければわかるまで読む。繰り返して読みしっかりと理解する。この作業が実は一番重要である。

次に過去の問題や模擬テスト問題を解いてみる。

これを数多くこなし暗記の必要な部分と理解できていなくて解けない部分を見つけていく。一通り解き終わったら暗記できていない部分を暗記する。

理解できていない部分は答えの解説を読んで、もう一度教科書に戻って復習する。

暗記の必要な経絡経穴は何度でもしっかりと暗記する。

解剖学の筋・骨・神経は教科書の図を色鉛筆で塗り分けて視覚でもインプットするとよい。

理解の必要な部分では設問の選択肢の一つ一つをなぜこれが該当して、これは該当しないのかというところまで正確にわかっておかなければ設問で違う聞き方をされたときに回答できないのでしっかりと押さえ込んでおく必要がある。

そこまで出来たら作戦を立てる。自分の得意不得意を洗い出して、この教科では7割を目指し、この教科では9割~10割を目指すという目安を作り、得意分野で完璧に点数を稼ぎ不得意分野は足を引っ張らない程度まで底上げをする。

これくらいの時点で、一度柔整師の国家試験やあんまマッサージ指圧師の国家試験で共通する教科の問題を解いてみるとよい。それぞれ問題に癖はあるがそれをやって理解したことにより自信が得られる。
同じ事柄を違う角度で問われるとわからないという弱点の強化にもなる。

試験が近づくにつれて暗記の問題を重点的にやるようにする。この時点で理解力が必要な問題は仕上がっている状態にしておく。

あとは気を抜かずひたすら自分が間違ったところをなぞる勉強をする。

はり師・きゅう師のテキスト紹介

こちらの過去問題集は、要点がしっかりまとめられているので、これから勉強する人にはお勧め出来るテキストである。

徹底攻略 国家試験過去問題集 はり師きゅう師用

受験者数・合格率

はり師

年度受験者数合格率
2014年4,976人76.5%
2013年5,157人77.7%
2012年5,015人72.8%
2011年5,483人83.0%
2010年5,283人75.5%

きゅう師

年度受験者数合格率
2014年4,898人77.0%
2013年5,253人79.1%
2012年4,996人79.1%
2011年5,499人80.4%
2010年5,262人77.4%

試験情報

  • 資格種別:国家資格
  • 資格区分:なし
  • 受験資格:あり
  • 試験内容:筆記試験(客観式四肢択一)
  • 合格基準:総得点150点中90点以上
  • 試験日:2月下旬
  • 試験場所:全国主要都市
  • 問い合わせ先:東洋療法研修試験財団

試験情報の詳細は「はり師試験の難易度・合格率・試験日など」「きゅう師試験の難易度・合格率・試験日など」で掲載しています。

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