電卓技能検定試験の独学勉強法【テキスト紹介・勉強時間など】

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毎日電卓を打ち続けるだけでは上達しません。何もしないよりはいいのですが、せっかくなら試験と全く同じように練習してください。

電卓検定の初心者でも「3・4級」から受験すると思うので、時間は40分間で見取算、乗算、除算、伝票算の部の全てを練習することで時間配分や手をつける順番がわかってくるはずです。

これを朝昼2回以上は行うと、集中力も磨かれますし、指もよく動くようになります。こうやって練習を重ねることで、自然と数字を瞬時に見ながら打つというのができるようになってきます。

それでは具体的な勉強法を記載していきます。

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目次

電卓技能検定の勉強法

電卓の扱いに慣れる

電卓検定の合否を左右するのは、いかに電卓の扱いに慣れているかです。

メーカーによって、ボタンの配置が違っていたり、機能の有無があるので、自分の電卓に早く慣れるよう毎日電卓を打つことが大事です。

パソコンのキーボードと同じように、ボタンの配置を覚えて、数字を見て瞬時に指が動くようになってください。最初はゆっくり打っていいので、ホームポジションを崩さないように必ず指が中心に戻るようにしてください。

そして、GT機能とメモリ機能を使えるように練習してください。GT機能はすぐに使えると思いますが、メモリ機能はうっかりボタンを押し忘れたり、キーに登録していたことを忘れてそのまま計算してしまっていたりと忘れがちです。

しかし、このメモリ機能をうまく使えば速度がぐんと確実に上がります。より無駄な作業をなくすことがこの試験では大事なので、ぜひメモリ機能も使いこなせるようになってください。

電卓選びも練習する上で大事な準備です。高い商業用の電卓は使いやすいですが、普通の電卓でも扱いに慣れていれば段位の「速士」くらいまでなら取得できます。

12桁あって、GT機能とメモリ機能があるものなら、安心して練習をして大丈夫です。それ以上を狙っているのなら最初から商業用の電卓をお勧めします。

より早く伝票をめくる

試験中、意外と厄介なのが伝票めくりです。ここに手間取る人が多いので、電卓を打つのと伝票をめくるリズムを練習を重ねて身につけてください。

日々電卓を打つことで次第とそのリズムがつかめてきます。

また、伝票をめくるための「伝票ホルダー」という道具もあります。

見た目はそのままの単純そうな作りですが、よく考えられており、しっかり固定ができて、めくり間違いを防ぐ非常に便利な道具です。

そういった道具の購入も検討してもいいのかもしれません。

さきこ

毎日電卓を触ることが重要!!

テキストの紹介

テキストも販売しているようですが、手を動かすのが大事なので、テキストは必要ありません。問題集のみで大丈夫です。

問題集でお勧めなのが「電卓技能検定試験問題集」と「電卓技能検定試験伝票算問題」です。

これらは主催協会である日本電卓検定協会が編集しており、試験そのままの形式や書き方で本番さながら練習ができるのでおすすめです。

本番のようなので、この問題集は点数を書き込みながら繰り返し使っていくうちに、次はこの点数を超えようという向上心が自然と出てきます。

できれば1枚ごと破ったりせず、コピーするなどして使うと繰り返し練習できます。

伝票問題のほうは数回分が一冊になっているので、最初はめくりにくくて使いにくいかもしれませんが、慣れれば気にならなくなります。

この問題集以外を選ぶほうが少ないと思うので、この問題集は必ず用意してください。

難易度(勉強時間)

初心者でも1か月ほど毎日練習すれば「3・4」級から簡単に合格することができます。

試験は年5回実施されているので、焦らずにひとつずつ受験級・段位を上げていくと良いでしょう。

次第とコツもわかってくるので、その調子でひとつの受験級・段位ごとに1か月を費やし続けていくと、「正士」までは問題なく取得できます。

それ以上になると、難易度が上がるので簡単には取得できませんが、毎日手を動かすことと無駄を省く試行錯誤を行いながら、どれだけ集中力を上げることができるかで決まるでしょう。

試験情報

  • 資格種別:民間資格
  • 資格区分:段位、1級~7級
  • 受験資格:なし
  • 試験内容:実技試験
  • 試験日:年5回実施
  • 試験場所:全国各地
  • 問い合わせ先:一般財団法人 日本電卓技能検定協会

試験情報の詳細は「電卓技能検定試験の難易度・合格率・試験日など」で掲載しています。

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