宅建は民法・宅建業法・その他の法令というように法律の勉強が主になります。
テキストは自分で購入し、購入したら、すぐに始めること。買ったその日が一番モチベーションが高いので、その日中に始めることをお勧めします。
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宅建士(宅地建物取引士)の勉強法
勉強法としては、まずは問題を解くのではなく法律上の言葉や意味などについて学習しましょう。要点などをまとめて自分で後から見返しても分かるようにしておきます。
テキストを読み、単元ごとに問題集を解いていきます。そしてテキストと問題集を1周させます。
初学者はこの過程を3回は繰り返すこと。テキストを読んで完璧に理解できたと思ったら、その部分は問題を解くだけで大丈夫です。。
問題集を3周以上したら、次は完璧に理解できなかった問題だけをちぎったりコピーしたりして、まちがった問題専用のノートを作成します(ノートでなくても、ルーズリーフやコピー用紙でもOK)。
ただし、ノート作成に時間をかけないこと。きれいに作る必要はないです。なぜ間違ったのか、足りない知識は何なのかを書き込み、理解を深めていきます。
また、試験前には一年前の過去問は必ず解く。そして間違った箇所の理解を進めていきます。
民法に関しては法律ができた時期が明治時代なので非常に勉強しにくいです。今までの裁判の案件などを参考にしていますので、ややこしい部分も多いです。
まず、民法の用語に慣れてしまうように心がけました。民法の部分の学習が終わったら民法のまとめのような実際の試験形式の問題を用意しましょう。
そこでミスをした問題でなぜミスをしてしまったかをしっかり復習します。
宅建業法、その他の法令についても同様です。
宅建業法は不動産の業務にあたる時に注意することなどですので、専門的な部分以外はほとんど常識の範囲の部分になってきます。
その他の法令は建築基準法、都市計画法などの法令について。大学などで学習済の方であればさらっと勉強してわからない部分を集中的に学習しましょう。
部分ある程度、知識がついてきたら試験時間通りに過去問を解いていきます。
宅建は半分くらいは過去問から問題が出題されますので、過去3年分以上は復習することが重要です。
試験時間通りに問題をやってみると、自分の苦手な部分や時間配分がよくわかります。
問題を解いたら必ず、なぜそこでミスをしたかをしっかり確認します。どのような勉強でも見直しが大切になります。解く→見直すの繰り返しです。
見直しには時間がかかりますが、同じような言葉や引っ掛け問題が多いのでこれが非常に重要です。面倒に感じますが、理解していないのに次の問題に進む方が遠回りだと思います。
宅建の試験は宅建業法から半分ほど問題が出題されるので、試験直前は宅建業法を徹底的にこなして頭に叩き入れることをお勧めします。
50点中35〜38点取れば合格出来る試験ですから、宅建業法でミスをするかしないかでは大きな差になってきます。
1週間前になったら宅建業法のみに集中した方が効率的です。試験前にはテキストは一切見ず、さっき見た問題にとらわれないようにします。
周りの人は最終確認でテキストを開いている人が多かったと思いますが、試験寸前に見てしまうとどうしても先入観が出来てしまうと思いました。
テキストの選び方
宅建試験の特徴を踏まえ、具体的なテキストの選び方を紹介します。
少し強引な分け方かもしれませんが、宅建の試験では①法律の知識②宅地建物取引主任者の仕事で必要な知識が問われます。
そのため、法律(特に民法)を学んだことがある人には少し有利な試験になることを言うまでもありません。
宅建に今から最短で合格したい人は、まず参考書選びに重点を置くことをお勧めします。
多くの人がまず参考書と問題集を揃えるでしょう。テキストと相性が良いというのは、勉強を始めるにあたって最も重要になります。
なぜなら難解すぎるテキストを選べば、合格は無理だと勝手に諦め、その後の勉強に繋がらないためである。
実際に勉強を始めたときに、テキストが難しすぎて勉強が億劫になったら、迷わずテキストを買い直してほしい。
テキストを選ぶときのポイントは二つ。一つは分かりやすいこと、もう一つはこれならできそうと思えること。
これはどんな勉強をするときにも言えることですが、特に宅建という試験はいかに効率よく最低限必要な知識を理解するかにかかっています。
このあたりを考えてテキスト選びをしないと勉強が続かないので注意が必要です。
初学者はイラストが多く、わかりやすいテキストを選びましょう。少し勉強したことがある人もできれば分かりやすそうなものを選んでほしいです。
ある程度知識があれば、難解なテキストを利用したほうがかっこよく見えると思うかもしれませんが、この試験に難解なテキストは必要ありません。
かっこよく見られたい気持ちをぐっとおさえて少し子供っぽいテキストを選びましょう。あまりにも難解なテキストで、細部の細かい知識まで勉強することは求められていない。
また、実際に内容を読んでみて、これならできそうと思ったもの(配色やキャラクター、文字の大きさなど)を選びます。
テキストと問題集は別々のものでも、一緒になったタイプでもどちらでも大丈夫。自分自身が勉強しやすいスタイルで選ぶようにすることを心がけましょう。
[char no=”2″ char=”20代女”]何冊もテキスト・問題集をこなす必要はありません。最初にこれだと思ったテキストと問題集を試験まで何度も繰り返すことが宅建最短合格への勉強法になります。[/char]
テキストの紹介
マンガ宅建塾
これから初めて法律の勉強をされる方は、「マンガ宅建塾」をお勧めします。漫画による解説なので頼りないと思われるかもしれませんが、内容が分かりやすく、基本的な資格の概要を掴むにはもっていのテキストです。
パーフェクト宅建過去問
ただ、これ1冊だけで合格することはまず無理なので、法律の基本を学んだうえで「パーフェクト宅建過去問」を使って過去問を徹底的にこなしていきます。
スッキリわかる宅建士
必要であれば「スッキリわかる宅建士」を使って勉強しましょう。
要点をしっかり押さえられているので、個人的には市販のテキストで一番お勧めできます。
通信講座の紹介
宅建士の通信講座で有名なのが、
の4つです。
勉強時間(難易度)
何の予備知識もない状態から勉強する場合で、一般的に300~400時間の勉強時間が必要になります。
合格基準
全50問中33問以上正解率
受験者数・合格率
時期 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
2018年 | 213,993人 | 15.6% |
2017年 | 209,354人 | 15.6% |
2016年 | 198463人 | 15.4% |
2015年 | 194926人 | 15.4% |
2014年 | 238343人 | 17.5% |
2013年 | 234586人 | 15.3% |
2012年 | 236350人 | 16.7% |
試験情報
- 資格種別:国家資格
- 資格区分:なし
- 受験資格:なし
- 試験内容:50問の四肢択一
- 試験日:10月第3日曜日(年1回実施)
- 試験場所:全国各地
- 問い合わせ先:一般財団法人 不動産適正取引推進機構
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