土地家屋調査士の勉強法

試験対策としては、土地家屋調査士の試験には公式テキストがありませんので、基本的に過去問を解いていくというスタイルになります。

択一対策としては、やはり過去問を繰り返しやることです。

過去10年分は最低でも90パーセント正解できるようにして、余力があればさらに古い問題をやればよいでしょう。

過去問を解くうえで需要なのはまず最初は正誤にこだわるのではなく、5択のすべての肢についての論点を明確にしていくことです。

論点を明確にするとは、要はどの法令のことを言っているのかを理解することです。

不動産登記法に関する試験なので当たり前なのですが、条文に書いてあることしか試験には出ないので条文の内容をしっかりと把握する必要があります。

条文すべてを丸暗記しても答えは出せないので、過去問で理解できなかった点、頻出の問題などは六法をひいて条文を確認するとより理解が深まります。

すべての問題について条文をひくに越したことはないでしょうが、時間的にも難しい部分もありますし、その時間を使うぐらいでしたら一問でも多く問題を解いたほうがよいでしょう。

繰り返し問題をこなした後は、理解できている問題は飛ばして、何度も間違える問題やきちんと理解できていない問題のみをやっていきます。

問題集に付箋を色分けして貼るなどして区別すれば弱点が見えてきます。

さらにそこを掘り下げていけば本試験では8割以上は正解できます。

書式については読解力が必要です。

近年傾向が変わりつつあり、難しい座標値の算出よりも、誰がどんな登記をして、その際問題になるのは何なのか、といった部分をいち早く読み取り正解に結びつけるような問題が多くなってきているため、一度問題文を読んだだけでそれを読み取る力が必要です。

そのためには自分のパターンを確立しておくことが必要です。

自分のパターンとは「誰が」にはピンクのマーカー、「登記の目的」には緑のマーカー、といったように問題を読み返したり、重要ポイントを問題をめくりながら探したりしなくて済むようにする工夫です。

作図については、学習の際に書式問題一問を解くのではなくややこしめの建物図面を過去問から選び、作図だけをします。

これも同じく自分のパターンを作ります。必要事項をいかに忘れずに書き、スピーディーに仕上げるか、を繰り返し書くことで確立していきます。

座標の計算については、電卓の操作はもちろんですが、交点計算やセットバック計算など、自然と手が動くようになるまで繰り返しやります。

土地家屋調査士の試験は、知識も必要ですがスピードなくしては合格できません。

30代男

学習の際は常に時間を計り、迅速かつ正確に解答を導けるよう、自分のパターンを確立することが必要であり、それができた者が合格に限りなく近づきます。

テキストの紹介

これといったテキストがありませんので、独学で勉強する場合はとにかく「土地家屋調査士 過去問」を徹底的にこなしましょう。

受験者数・合格率

実施時期 受験者数 合格率
2014年 4,617人 8.8%

勉強時間(難易度)

合格率は8パーセント前後ですから決して易しい試験ではありません。

また、受験のために必要な勉強の量から言ってもお試し受験的なことをする人はほとんどいないでしょう。いわば100人全員が合格を目指して努力を重ねてきた人たち、ということになります。

毎日の学習は最低二時間は必要でしょう。丁寧な学習をすれば過去問5問、書式1問でも十分です。

学習する量が多く、どうしても先に進みたくなりますが、そこは我慢して確実にひとつずつ吸収していくことが大切です。

基本のおろそかにしたまま先へ進んで合格できる試験ではありません。

※あくまで目安なので個人差はあります

試験情報

基本情報

【資格種別】国家資格

【資格法令】業務独占資格

【資格区分】なし

【受験資格】なし

【試験日】8月下旬(筆記試験)、11月中旬(口述試験)

【試験場所】法務局が指定する場所

【問い合わせ先】法務局、各法務局各地方法務局の総務課

試験概要

筆記試験と口述試験で実施されます。

合格基準

不明

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