保育士資格の取得方法

保育士として働くためには保育士の免許が必要になります。

保育士養成学校を卒業すれば免許を取得することができますが、学校に通えない場合でも、保育士国家試験に合格することで保育士の資格を取得することができます。

保育士試験の勉強法

保育士の学科試験は全部で9科目あり、それぞれの得点率が6割を超えれば合格です。

9科目といってもそれぞれが互いに関連し合っているものなので、全く別の9種類の分野を勉強する必要があるわけではありません。

得点率も6割で5択の選択制なので、深く突き詰めて勉強するよりは、基本的なことを浅く広く勉強した方が効率よく成績アップに直結します。

9科目の内訳は、保育原理・教育原理・社会的養護・児童家庭福祉・社会福祉・保育の心理学・子どもの保険・子どもの食と栄養・保育実習理論です。

これらの科目は部分合格が認められていて、一度合格した科目は3年間有効となります。

つまり、一発合格できなくても3年間のうちに全ての科目を合格すれば、筆記試験をクリアすることができるのです。

もちろん一発で全ての科目を合格するのが理想ですが、仕事や子育てなどの状況で忙しかったり次の試験までの期間が短い人は、ひとつでも多くの科目の合格を目指して勉強すれば、次のチャンスで残りの科目を集中して勉強することができます。

筆記試験を合格するためにはそれぞれで6割以上の正答率が必要ですが、中でも教育原理と社会的養護は両方それぞれで6割以上を得点して初めて両方が合格になります。

例えば社会的養護で6割以上の点数がとれても、教育原理が足りていなければ両方不合格になってしまうのです。

これはすごくもったいないので、この2つは必ずセットで合格することを目指しましょう。

9科目のうちもっとも基本的で他の科目との関連も大きいのが保育原理です。試験によく出題される保育所保育指針についてもこの科目で詳しく知ることができます。

保育原理をまずしっかりと優先的に頭に入れておけば、教育原理・児童家庭福祉・保育の心理学・子どもの保健の勉強がずいぶんと楽にはかどるはずです。

その他にも社会的養護と社会福祉、保育の心理学と子どもの保健、子どもの保健と子どもの食と栄養もそれぞれ関連が強いので、勉強のする時にはなるべく別々ではなくそれぞれを短い期間で勉強した方が、相乗効果が得られます。

そして大事なのは過去問題を解くことです。

テキストによっては穴埋め問題や保育士試験の形態に似せた練習問題を載せているかと思いますが、実際の保育士試験の出題の傾向と少し違う場合も少なくありません。

いかに6割を効率よく得点するかが大事なので、過去数年分の過去問題を解いて出題の傾向をしっかり把握しておくことが大事です。

穴埋めなどの練習問題よりも過去問題を優先させてください。

過去問題とテキストを合わせてみてみると、必ず覚えておくべき重要人物や重要な法律、項目が必然的に分かります。

これらは取りこぼしのないように正解できるようにしておくべきです。

逆に過去問題で時々ピンポイントで難しい問題が出題されることもあります。

6割の正答率ということは4割は不正解でもいいということですので、その問題はいさぎよくあきらめ、その分の時間を他の勉強に充てましょう。

次の試験まで時間がない時は、できていない科目のテキストの勉強を進めるよりも、少しでの多くの過去問題や練習問題を解くことを優先させた方が効率がいいです。

大事なのは最初の正答率ではなく、問題を解いた後しっかりと正解と解説を読み込み、今後同じ問題が出た時に必ず正解できるようにしておく事です。

30代男

自分が間違った問題の解説をきちんと読んでそれらを確実に頭に入れておけば、充分本番での合格も見込めます。

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受験者数・合格率

実施時期 受験者数 合格率
2014年 55,137人 19.3%
2013年 51,055人 17.4%
2012年 52,257人 18.6%
2011年 49,307人 14.1%
2010年 46,820人 11.4%

難易度(勉強時間)

保育士資格は保育という仕事に興味があり、真剣に目指している人にとっては決して難しいものではありません。

インターネットで「保育士資格取得は狭き門」と書かれていることもよくありますが、気にしない方がいいでしょう。学科試験さえクリアすれば、実技試験の合格率は高いです。

特に学校で福祉関係や心理学関係の勉強をしている人にとってはそれまでの経験を生かすことができます。

3年間で全ての学科の合格を目指す人もいれば、短期集中で一発合格を目指す人もいるかと思いますが、やる気と集中力さえあれば数か月の勉強で一発合格をすることも充分可能です。

※あくまで目安なので個人差はあります

試験情報

基本情報

【資格種別】国家資格

【資格法令】名称独占資格

【資格区分】なし

【受験資格】児童福祉施設で5年以上の勤務歴など

【試験日】年2回実施

【試験場所】全国各地の大学など

【問い合わせ先】一般社団法人 全国保育士養成協議会

試験概要

筆記試験

保育原理、教育原理、社会的養護、児童家庭福祉、社会福祉、保育の心理学、子どもの保健、子どもの食と栄養、保育実習理論

実技試験

  • 音楽表現に関する技術
  • 造形表現に関する技術
  • 言語表現に関する技術

上記の中から2科目を選択

合格基準

筆記試験

各科目6割以上の得点

実技試験

選択した2分野のそれぞれにおいて6割以上の得点

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