秘書検定は、選択問題が8割、記述2割の試験内容で、時間は2時間10分と長めに設定されているので、時間が足りない、ということはありません。
かなり多くのテキストが出版されていますが、1冊は公式のもの(秘書検定実問題集)を購入してください。
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秘書技能検定2級の勉強法
秘書検定では同じようなニュアンスの選択問題が多いので、できるだけ多くの試験問題を解く必要があります。
ですので、1冊は公式のテキスト、2冊目以降はテスト問題が充実したものが良いです。試験問題のみのテキストがあれば、それを最低2冊購入してください。
試験勉強は、社会人の方であればすでに知っていることが多く、学生の場合は一から覚える必要がありますが、それでも必ず知っていることがありますし、常識でわかる選択問題も多くあります。
暗記は多いですが、抵抗なく取り組める分野もあります。内容は「必要とされる資質」「職務知識」「一般知識」「マナー・接遇」「技能」の5つに分かれています。
集中して試験勉強をするなら、1か月前からスタートして、60時間もあれば十分にクリアできます。
勉強方法は、丸暗記ものはカテゴリーごとにありますので、そのまま素直に覚えてください。
敬語の正誤や秘書の行動は、テキストにマーカーを引いても覚えられません。とにかく試験問題を解きまくることです。
他の暗記モノは、書いて覚えてください。または声に出して何度も読むと覚えが早いです。これもマーカーを引いても頭から抜けてしまうので、とにかく頭と手に覚えこませる方法が一番良いです。
そして、覚えたら練習問題を解く、を繰り返すと一気に頭に入ります。また、しっかりと解説を読むことがポイントです。
秘書検定は解説を読み飛ばすと、正誤の理由が分からず同じようなニュアンスの問題を落とすことになります。必ず理解するまで解説を読み、しっかりと理由・理屈を頭に叩き込んでください。
試験日2週間前から試験問題を解いてください。
試験問題は、同じ問題を少なくとも繰り返し3回は解いてください。その次に、新しい試験問題集を最低でも2冊は最後まで解き、その試験問題を2回以上繰り返し解いてください。
そうすることで、当日の似たような問題に対応できる力が付きます。秘書検定の選択問題は、惑わせるような問題が多く、社会人経験があっても、不安になるようなややこしい言い回しを多く使っています。
それに対抗するには、いくつも問題を解き、秘書検定の独特の雰囲気に慣れてもらうことが必要です。また、解説をしっかりと読み、理解しておくことが合格につながります。
問題の傾向を理解し、正解することが合格するための秘訣なのです。
テキストの紹介
秘書検定実問題集
秘書検定唯一の過去問題集になります。過去6回分の過去問が収録されています。
秘書検定では過去問の内容から多く出題される傾向にあるので、過去問を徹底的にこなしていくことが合格への一番の近道です。
問題に慣れるという意味でも必ず購入しておきたいテキストです。
出る順問題集 秘書検定2級に面白いほど受かる本
秘書検定を勉強したことがある方であればご存知だと思います。それぐらい有名なテキストです。
著者が教える生徒の合格率は驚異の95%!をキャッチフレーズとしており、私も勉強する際に購入しましたが、イラストや図解が多く勉強嫌いな私でも内容がスッと入ってきました。
オールカラーになりますが、値段も1600円ほどとリーズナブルなので問題集と一緒に購入しておいて損はありません。
受験者数・合格率
2013年
区分 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
1級 | 2,433人 | 39.9% |
準1級 | 13,099人 | 30.4% |
2級 | 87,797人 | 59.2% |
3級 | 48,545人 | 70.0% |
難易度(勉強時間)
トータルの勉強時間は、最低60時間は確保してください。
集中するなら1カ月あれば十分だと思います。
通信講座等の補助がなくても、独学で勉強すれば受かるレベルです。
テキスト1冊をやり遂げ、試験問題2冊を繰り返しやれば受かります。
試験問題は、選択問題8割・記述問題2割で、選択問題はヒントが多いため難易度は低いです。
それでも毎回約40%は落ちているので、ややこしい選択問題が多いことが難易度をあげている理由です。
これに勝つには、試験問題を数多く解き、引っかけ問題になれることが必要です。
また、問題にも良く読まないと間違える文章があるので、注意深く読むことが必要です。
試験内容
1級
1次試験(筆記試験)
必要とされる資質、職務知識、一般知識、マナー・接遇(実技)、技能(実技)
2次試験(面接)
報告・対応に関する質疑応答(15分程度)
準1級
1次試験(筆記試験)
必要とされる資質、職務知識、一般知識、マナー・接遇(実技)、技能(実技)
2次試験(面接)
あいさつ・報告・対応に関する質疑応答
2級
必要とされる資質、職務知識、一般知識、マナー・接遇(実技)、技能(実技)
3級
必要とされる資質、職務知識、一般知識、マナー・接遇(実技)、技能(実技)
合格基準
- 筆記試験と実技試験共に60%以上の得点
- 面接試験は明確な基準は無し
試験情報
- 資格種別:民間資格
- 資格区分:1級、準1級、2級、3級
- 受験資格:なし
- 試験日:2月(2級・3級のみ)、6月、11月
- 試験場所: 全国各地
- 問い合わせ先:公益財団法人 実務技能検定協会
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