CASECというのは少し変わったテストで、いわゆる紙の問題のように受験者全員が同じ問題を受けるというわけではありません。
ですので勉強もある一定以上の難易度を考えて行う必要はありません。
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CASECの勉強法
勉強する範囲について
CASECは例えばTOEICがビジネス英語を対象としていて、TOEFLが留学を考えている人向けにできているというようなカテゴリ分けがありません。
出題される内容はビジネスから日常事項まで様々になりますので、何かに的を絞ることなく全般的な勉強をすることが大切となります。
熟語などについて
CASECでは語彙や熟語といった問題が多く出題されます。
語彙は言うまでもないのですが、熟語に関しては知らなければ絶対に予想もつけられないようなものも多くありますから、日常の勉強にプラスしてこちらの知識をしっかり養っておいてください。
リスニングについて
先ほども申し上げましたようにCASECは受験者それぞれのレベルに応じて問題の内容が変わります。
ですから一概にこういう勉強をすればいいというのはありません。
ただし、直接英語の勉強との関連は薄くなりますが、ディクテーションの問題がありますので、それについては少し対策をしておく必要があります。
ディクテーションとは聞いたものをそのまま文章で書き直すというもので、やり慣れていない人にとっては聞き取れて理解はできているのに、キーボードで時間内に打つことができない。
スペルがイマイチ出てこない。など、思わぬところで失点につながる可能性があります。
そのため、キーボードはできれば自分の使い慣れたものを使い、そして日頃から英語のCDなどを聞いて文字に起こす練習などをしておいたほうがよいでしょう。
ディクテーション用の問題集なども市販されてはいますが、それらをわざわざ用意することはありません。
あなたの持っている教材のCDでも動画サイトの英語の一部を書き起こすだけでも同様の効果が得られますから、まずはそちらを優先してください。
CASECは問題数が少なく、時間も短いです。
そのため一問の失点が大きく響きますし、パソコンで試験をするという方式に慣れていない方は英語能力以外の部分で失点してしまうということも多くあります。
ですので、もしCASECを他の試験の目安としてではなく、きちんと履歴書に書ける資格として高得点を狙うのであればそういった慣れの部分も重視することをおすすめします。
自分の身の丈にあった勉強をしていくことが大切となります。
CASECのテキスト紹介
難易度(勉強時間)
試験の難易度ですが、これは受験者のレベルに応じて随時問題が変わっていきますので、あまり考える必要はありませんし勉強時間の目安などもありません。
基本的には自分の英語力でなら他の試験でどのレベルが狙えるのかという目安にするためのものだと認知されていますので、難しく考えずに受験してみることをお勧めします。
他の試験と比べれば比較的安価なので、何度か受験して慣れていくというのもスコアを上げる一つの方法になってきます。
試験情報
- 資格種別:民間資格
- 資格区分:なし
- 受験資格:なし
- 試験内容:4つの分野で出題
- 試験日:随時
- 試験場所:インターネット環境がある場所
- 問い合わせ先:株式会社 教育測定研究所 CASECサポートセンター