私も字が下手なので、ボールペン字の通信講座について興味がありますが、各会社で数多くの講座が実施されておりどの講座を選べば良いのか悩まれている方もいることでしょう。
ここでは、ボールペン字講座を実施していて、特に評判や認知度の高い「ユーキャン」「たのまな(ヒューマンアカデミー)」「がくぶん」の3つの講座を比較していきます。
※2020年1月20日時点の情報
通信講座の比較
受講費用(税込)
ユーキャン | 31,680円 |
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たのまな | 29,000円 |
がくぶん | 29,800円 |
受講費用はたのまなが一番安いですが、どの講座も3万円前後と似たり寄ったりです。
ユーキャンとがくぶんでは分割払いが可能なので、今すぐ受講料を払うのが経済的に厳しい方でも安心です。
学習期間
ユーキャン | 6ヵ月(1年延長可能) |
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たのまな | 6ヵ月 |
がくぶん | 6ヵ月 |
学習期間はどれも6か月で同じです。
ユーキャンでは6ヵ月の受講期間が終わっても継続して更に1年間のサポートを受けることができるので、のんびり自分のペースで受講されたい方ならユーキャンがお勧めです。
また、たのまなでも6カ月の延長は無料で、1年延長をしたい場合は別途料金を支払えば延長可能です。
添削回数
ユーキャン | 10回 |
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たのまな | 12回 |
がくぶん | 12回(任意課題+3回) |
検定講座であればテキストの内容が最も重要視されますが、字を矯正するためには添削してもらうことが重要です。
添削回数はどれも似たり寄ったりですが、がくぶんでは専用の課題が更に3回ついてくるのでお得です。
講師の紹介
ユーキャン | 赤ペン先生 |
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たのまな | 西澤幸子先生(他7名) |
がくぶん | 田中鳴舟先生など |
たのまなとがくぶんでは公式サイト内に講師の紹介がされています。
西澤幸子先生は日本賞状技法士協会副主任教授で、田中鳴舟先生は日本ペン習字研究会会長と知名度も抜群です!
これらの講師が実際に添削をしてくれるのかはこちらでは分からないので問い合わせて欲しいですが、どの講座も経験豊富な先生から添削してもらえるので安心して下さい。
受講特典
ユーキャン | DANBIRD<ダンバード>4本 |
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たのまな | 三菱uniボールペンが2本 |
がくぶん | プラチナ万年筆(期間限定) |
受講特典って気になりますよね。
今ならどの講座でも受講特典でペンがプレゼントされます。
ただし、がくぶんでは期間限定(2019年4月2日必着)特典となっています。その代わり、創業100年を迎える老舗メーカーの万年筆と複合ペンとなっていますのでかなりお得です。
ユーキャンとたのまなでは、期間のくくりなく特典を受けることができます。
通信講座の紹介
ユーキャンの紹介
ペン字の通信講座と言えばユーキャンを思い浮かべる人がほとんどでしょう。
これまで200万人以上がユーキャンのペン字講座を受講しており実績も十分!
添削サービスの提供はもちろん、練習していて分からない箇所があれば、電話やメールでその都度問い合わせることができるのも大きな特徴です。
教材
- テキスト:6冊
- 楷書・行書字典
- あて名便利帳
- 練習帳2冊
- 課題提出用紙集
- ガイドブック
- お知らせと提出用紙
ユーキャンのテキストはイラストを多用しているので、飽きがこなく学生さんにも好評です。
1日2ページを目標にしたカリキュラムが組まれているので、会社員や子育てが忙しい主婦でも無理なく練習することができます。
参考記事 ユーキャンの実用ボールペン字講座って効果あるの?クセ字は直るのか
- テキストのなぞり書きが、小学生のときの漢字練習を思い出して楽しかったです。文字のポイントが丁寧に書かれているのでわかりやすかったです。テキストは、おつき合いの手紙やビジネス文書などのテーマ別になっているので取り組みやすかったです。添削も丁寧にしてくださりうれしかったです。
- こちらの講座を通じて自分では気づかなかった文字のクセがたくさん見つけることができました。でも繰り返し書くことで自分の書くひらがなが綺麗になるのが分かり、楽しかったです。
- ボールペン字と言えばユーキャンと思い講座を受講しましたが、全然上手くなりませんでした。
公式サイト先
たのまなの紹介
たのまなはヒューマンアカデミーの通信講座になります。
講座のポイントとしては、ひらがなから名前や住所など普段書く機会が多い文字を重点的に練習・添削することができるのでかなり実用的なカリキュラムが組まれている印象です。
教材
- 狩田巻山先生著「ペン字精習」
- 新実用ボールペン字講座 DVD2枚組
- スピード上達ひらがな・カタカナ用「書写練習帳」
- ひらがな・カタカナ用「書写練習・提出帳」Vol.Ⅰ
- ひらがな・カタカナ・数字・芳名・のし袋・年賀状用「書写練習・提出帳」Vol.Ⅱ
- 文字をきれいに書く為の「基本点画」書写練習帳
- 基本点画・用語・修了課題用「細字練習・提出帳」
- 一般・ビジネス・暮らしの用語「すぐ使える便利な用語」書写練習帳
- 便利!役立つ!「レイアウト集」年賀状・封筒宛名・のし袋・芳名帳用
- 新実用ボールペン字講座「学習の手引き」
教材はかなり豊富です。
特にDVDでは文字を書くリズムを動画で習うことができるので、ただ本を真似て書くより正しい文字の書き方を身につけることができます。
- 飽きやすい性格で何をやってもすぐに辞めてしまう性格ですが、こちらのテキストは楽しみながら練習することができるので良かったです。
- DVD教材がとても役立ちました。ただ文字を見て真似て書くよりも、講師の手元を観察することでコツがつかめました。添削はきめ細かく見てもらえて、何よりも先生の字の美しさに毎回感服していました。私もこんな字が書けるようになりたい!と励みにもなりました。
公式サイト先
がくぶんの紹介
がくぶんはとにかく歴史が古く、平成7年からペン字教育を開始しているのでノウハウは十分です。
添削では専任の担当者が付くので、添削を出すたびに注意されるポイントが異なるといった心配もありません。
定期的にスクーリングも行っているので、同じ目的をもった受講生と刺激しあいながらレベルアップを図ることができます。
教材
- テキスト:7冊
- オリジナルDVD1枚
- スタディガイド
- 硬筆書写ハンドブック
- 付録テキ スト
- トレーニングブック2冊
- 成績カード
- 添削課題提出用紙集
- ソフト下敷き
綺麗な文字を書くためのテキストだけではなく、文部科学省後援の「筆書写検定」の取得を目指せるカリキュラムが組まれているので、ただ文字を上手くなるだけではなく資格の取得も視野にいれながら練習を進めることができます。
- くせ字を直したくて受講しました。いろいろと通信講座のサンプルを取り寄せましたが、がくぶんのテキストが一番わかりやすく、ゆとりのあるつくりで気に入りました。DVDでは、先生のペンの持ち方から、ペンの動かし方を学ぶことが出来、非常にわかりやすく、自分に取り入れやすかったです。添削は心のこもった美しい文字で返してくれますのでとてもうれしかったです。
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結局どれがいいの?
- 受講料なら「たのまな」
- テキストの豊富さなら「たのまな」
- ゆっくり練習したいなら「ユーキャン」
- 資格を取得したければ「がくぶん」
受講料に関してはさほど変わりませんが、テキストの豊富さで選ぶなら個人的にたのまなが一番だと思います。
最長1年半の受講期間があるユーキャンも魅力的だし、資格の取得まで見越すならがくぶんも捨てがたいです。
まずは資料請求をしてどういったテキストがありどのようなカリキュラムで練習していくのかを自分の目でみて確認しながら比較することが大事です。