森林インストラクターの独学勉強法【試験対策・テキスト紹介・勉強時間など】

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森林インストラクターの勉強法は、まずは一次試験に向けて勉強を行っていきます。

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目次

森林インストラクターの勉強法

一次試験対策

森林インストラクターの一次試験問題の大半は記述式になっており、一次試験では、森林、林業、森林内の野外活動、安全及び教育の4科目の記述式主体の試験が行われます。

科目別に合否が判定され、決められた字数内でまとめた上で回答を記述していくということが必要になります。試験では、時間をみながら着実に問題に答えるということが必要がされています。

記述式なので自身の言葉で考えた上で答案に書いていくことになります。そのため、勉強を行う時にはこれらの4つの科目の専門用語を使い、具体的な数字と自身の体験などを含めて与えられたテーマに字数内で答えていく必要があるのです。

したがって、実際に書いていくことを通して解答トレーニングを行うということがまず必要な勉強法として挙げられ、ある程度の知識を得ておく必要があるということから記述式試験対策を行う必要があるといわれています。

森林インストラクターに必要な基本的事項などがつかめる入門書がありますので、入門書を活用して基本的な事項を掴みます。そして、過去問などを使用して、過去何年か分の試験問題を解き、模範解答を参考にしながら勉強を進めていきます。

二次試験対策

森林インストラクターの二次試験は一次試験に合格した人が対象の試験と実技試験と面接があります。

二次試験の実技試験は、全国森林レクリエーション協会の主催する森林インストラクター養成講習を修了した人や、地方公共団体や公益法人等が行う認定森林インストラクターの養成講習を修了した人などは申請すると免除してもらえます。そのため、講座を受講しておくことは推奨されます。

特に野外活動や安全・教育分野では経験が重視されるともいわれており、森林のレクリエーションに普段から業務で関わっているという人などにとっては有利という点があります。

そういった活動を目指してこの資格を取得するという人の場合には、地域で行われるイベントなどを通して参加してみるという方法も一つです。

指導側で参加するというのは難しいといえますがボランティアとして手伝いすることならできます。

実際に参加することで具体的な経験を通してプログラムに関わることができます。

そのため、面接などで具体的な経験として伝えるためにも、普段から機会を見つけるようにしておくといいといえます。

一次試験対策などの学習を進めるうちに、科目ごとに自身の課題がみえてくるといえます。その時、全体性を把握しながら学習を進め、何がどれぐらいあるのかが実感として得られるようにしましょう。

そして、この先の勉強をどう進めるのかということも含めて、科目ごとの得意と不得意を把握して調整していきましょう。

大まかでも全体的なものがつかめればより具体的な実感につながるといえますし、一次試験対策では書くことに慣れるということが重要です。そのため、方眼入りの用紙などで字数の感覚を身につけていきましょう。

さきこ

このように、森林インストラクターの勉強法は、まずは一次試験に向けて勉強を行います。森林インストラクターの一次試験問題の大半は記述式になっていますので、まずは記述対策を行っていきましょう。

テキストの紹介

全国森林レクリエーション協会 から発行されている『森林インストラクター資格試験問題例集 & 解答例』は必須です。

また『森林インストラクター入門』は2色刷り構成のテキストで、読みやすいようにイラストや写真例などが豊富に掲載されているテキストなのでお勧めです。

このテキストは森林に関する自然科学や社会科学的な知識が総合的に整理されており、視覚的にわかりやすいという特徴がある優れた参考書です。

このテキストは、テーマが6~20ページくらいでコンパクトにまとめられているので、知りたい内容のところに直接アクセスできるという点でも便利です。

自然観察や野外レクリエーション活動などの指導や運営に必要なノウハウなども掲載されており、森林でのイベント企画や運営方法などについても具体的に示されているので、森林インストラクターの入門書としてもおすすめのテキストです。

難易度(勉強時間)

森林インストラクターの試験の合格率は20%くらいで合格ラインは各科目60点といわれています。

例えば、森林インストラクター協会で行われる養成講習では資格を取得するために必要な知識や技術を効率的に学ぶことができます。

講習では、資格試験の対象4科目を8日間かけて学びます。毎年500人くらいが受験し、受験する人は趣味などで資格を取るという人も多く、受験者には自治体などで森林のイベントを企画する部署にいるなどの人々などもいます。

試験内容

  • 一次試験:筆記(記述式を主体)
  • 二次試験:実技試験、面接

合格基準

  • 一次試験:6割以上の正解率
  • 二次試験:非公開

受験者数・合格率

実施時期受験者数合格率
2016年372人21.2%
2015年409人28.1%
2014年451人22.6%

試験情報

  • 資格種別:民間資格
  • 資格区分:なし
  • 受験資格:20歳以上
  • 試験日:9月下旬(一次試験)、11月中旬(二次試験)
  • 試験場所:全国主要都市
  • 問い合わせ先:一般社団法人 全国森林レクリエーション協会

試験情報の詳細は「森林インストラクター試験の難易度・合格率・試験日など」で掲載しています。

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