PowerPointプレゼンテーション技能認定の独学勉強法【試験対策・テキスト紹介・勉強時間など】

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PowerPointプレゼンテーション技能認定試験は初級と上級がありますが、上級でも比較的簡単に取得することができます。

但し、筆記試験の他に実技試験(pptxファイルの作成)もありますので、ただ漠然とテキストを読みながら勉強してもあまり意味がありません。

ここでは、実技試験で合格するためのコツについて記載しています。

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目次

PowerPointプレゼンテーション技能認定の勉強法

スライドのレイアウトのパターンを覚える

文字のみのスライド、画像を挿入するスライド、グラフを挿入するスライドなど多くの種類があるので必ず覚えて下さい。

この部分を間違えると全てのスライドで減点する可能性が高くなります。ページごとにレイアウトが違う場合が試験ではあるので注意して対応しましょう。

スライドのデザインの変更方法を覚える

スライドの背景を変更する方法です。スライドの一枚だけデザインの変更をする場合や全てを統一して変更する場合などのパターンがあり、やり方が違うのでしっかり覚えておきましょう。

フォントサイズと種類の変更方法を覚える

試験では、入力したフォントのサイズ変更やフォントの種類の指定がある場合が多いです。

Excelやwordと変更方法は同じですがタイトル、サブタイトル、本文ではフォントの大きさや種類が様々です。ごちゃごちゃに設定しないように注意しましょう。

スライドの画面切り替えのアニメーションを覚える

スライドが切り替わるタイミングでアニメーションを仕込んでおく技術です。種類も豊富で試験で効果の指定がある場合に一覧から探す事になります。

少しでも時間短縮を狙って名称を覚えておくことをおすすめします。

文字や画像に対するアニメーションを覚える

文字を強調したり消したりするパワーポイントの代表的な技術なので必ず多くの種類を試しながら覚えて下さい。

アニメーションが同じ名前でも開始と終了では動きが違うので間違えないように注意して下さい。

また、アニメーションの方向やタイミングの設定もあります。覚える内容は多いですが試験でも幾つか設定する箇所が出てきますので気をつけて下さい。

グラフの挿入方法を覚える

グラフを作成する場合は、Excelの知識が必要になります。グラフの元データはExcelで作成しパワーポイントに連動します。Excelの知識がない人は、グラフの挿入について勉強が必要になります。

ワードアートを覚える

ワードアートスタイルが多く見た目の違いも大きくはないので間違えやすい部分です。塗りつぶしや影やぼかしなど多くの設定がありますが、作業は単純なので間違えないように気をつけましょう。

SmartArtの使い方を覚える

通常の画像の挿入ではなく、複雑な図をテンプレートを使って簡単にまとめて表示する方法です。一般的に使う場面は限られていますが、試験で見た目をSmarArtのレイアウトに似せて画像を加工し作成しても手順を確認されて減点になりますので使い方を覚えましょう。

また、普段見慣れない図の一覧から設定するテンプレートを探すのは時間がかかるので出来る限り覚えておきましょう。

ハイパーリンクの設定を覚える

図形をクリックするとリンク先に移動する仕組み。パワーポイントでの使用頻度は低いので知識として身についてない人が多いです。

ハイパーリンクの設定は図形を選択するだけで簡単にできるので一度は試して頭に入れておきましょう。

スライドマスターを覚える

全部のスライドに共通した書式設定を反映させたい場合に利用する機能です。スライドのデザインを統一する場合など試験でも使うので試しておきましょう。設定方法が分かりにくい部分もあるので勉強が必要です。

テキストの紹介

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スライドのレイアウト変更やグラフの作り方、テキストボックスの挿入の仕方などパワポ初心者にも優しい教材になっています。

また、アニメーションの設定方法も丁寧に解説していますので難なく覚えることが出来ます。文字の大きさや色の使い方もとても見やすく作られています。

一番の魅力は、章ごとに区切られた最後に練習問題を掲載してくれている点です。こちらを利用して筆記試験の練習や覚えた知識の復習が出来ますし章ごとのポイントを一目で確認できる場所にもなりますので非常に便利です。

難易度(勉強時間)

試験の難易度自体は高くはありません。

勉強時間は、Excelなどの知識がある人なら40時間程度で取得可能だと思います。ワードアートやフォント設定の基本の部分はExcelでも活用している部分ですのでアニメーションなどのパワーポイント独自の部分を重点的に勉強していけば合格可能です。

全く知識がない人でも、60時間あれば取得可能だと思います。文字を大量に入力する訳ではないので練習問題などを活用して要点を覚えていけば十分合格できます。

合格基準

  • 上級:知識試験と実技試験の合計得点において得点率70%以上
  • 初級:実技試験の得点において得点率70%以上

受験者数・合格率

  • 累計受験者数:54,209人(2018年3月31日)
  • 合格率:91.3%(2017年度平均合格率)

試験情報

  • 資格種別:民間資格
  • 資格区分:上級、初級
  • 受験資格:なし
  • 試験日:試験会場によって異なる
  • 試験場所:全国各地
  • 問い合わせ先:株式会社 サーティファイ 認定試験事務局

試験情報の詳細は「PowerPointプレゼンテーション技能認定試験の難易度・合格率・試験日など」で解説しています。

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