テキストを選ぶ時のポイントとしては、国家試験でよく出題されることが分かりやすく書かれているか、直近の法律の変更に対応しているかが非常に重要です。
特に、直近の法律の変更については、時事問題が少なくとも1問以上はありますから、その辺りがしっかり反映されているものを選ぶ必要があります。
それから、どうしてもテキストの中身としては文字での説明が多くなりがちです。文字での説明が多いということは、テキストを読む側にとっても「読んで理解する」という作業が必要になります。
よって、文字ではわかりづらい法律や制度については、絵や図、写真で紹介されているものの方が理解しやすいです。できれば、一度、中身を確認してから、自分にとって使いやすいテキストを選択することが良いテキスト選びのポイントであると考えます。
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テキスト・参考書の紹介
わかる!受かる!介護福祉士国家試験合格テキスト
このテキストは、国家試験勉強を始める際の基準となるものであると考えます。
このテキストのなかでは、国家試験の出題基準や出題実績から、国家試験勉強に必要な知識が厳選されて掲載されています。一つ一つの事柄についても、文字だけでなく適度に絵や表、図などを用いてわかりやすく掲載されています。
国家試験の勉強を始めてする人にとっては、まず最初に中身を読んでみて、国家試験で勉強しなければならない内容がどのようなものかを把握するには最適な一冊であると考えます。
介護福祉士国家試験 受験ワークブック(上巻・下巻)
このワークブックは、介護福祉士国家試験の試験勉強をしている人に最も多く使われていると考えます。
毎年、6月頃に発刊されるために、直近の法律や制度の変更とうにも対応していることが多いです。また、科目ごとの用語解説も非常に充実しており、国家試験の過去問題を解くときには辞書として使うこともできます。
科目ごとに係れている内容は、試験によく出る項目から、そうでない項目まで細かく掲載されているため、非常に使い勝手に良い一冊です。科目ごとの最後には、一問一答があり学習した内容の確認を行うことができます。
このワークブックは国家試験の直前まで使用することができます。コツコツと学習するには最適の一冊であると思います。じっくり学習したい方にとっては、ぜひおすすめの一冊です。
見て覚える!介護福祉士国試ナビ
このテキストを使うことで、イラストや図表で、理解しやすく記憶に残る効果的な学習を行うことができます。
ワークブックやその他の本で言葉で書かれていてわかりにくい事柄などについて、イラストや図表で理解することができる優れた一冊です。
ただし、このテキストだけでは国家試験勉強を乗り切ることはできませんから、ワークブックやほかのテキストとの併用、問題集を使うようにしなければいけないと思います。
この「国試ナビ」だけでは、国家試験の学習には内容としてもボリュームとしても少ないです。ワークブックも使い、国試ナビも使い効率の良い学習をすることが大切です。
問題集の紹介
らくらく暗記マスター介護福祉士国家試験
この問題集は、介護福祉士国家試験にとって重要な項目や頻出問題について、オリジナルのキャラクターや漫画などを用いて学習することができます。
また、国家試験の暗記術も書かれており、繰り返し学習することのできる一冊です。この本を使うことで、国家試験にとって重要な項目についてしっかり暗記できるようになると思います。
国家試験の学習では、重要項目の暗記も非常に大切です。人名や法律、制度の名称を覚えるのはとても大変です。
そのようなときに、この問題集を使うことで、覚えることが大変な項目について効率的に学習できるようになると考えます。
書いて覚える!介護福祉士国家試験合格ドリル
この問題集は、「見て覚える!介護福祉士国試ナビ2019」に対応しています。「国試ナビ」を読んだ後で、この問題集に取り組むことで、重要な項目についてしっかりと学習することができます。
わからない項目があれば、「国試ナビ」を用いて調べなおし、改めて学習するという使い方が良いと考えます。
介護福祉士国家試験 頻出問題要点チェック
国家試験では、絶対に落としてはいけない問題が存在します。そのようなミスを減らすためにこの問題集は最適な一冊であると言えます。
この問題集を繰り返し使うことで、試験当日10点がプラスされるかもしれません。赤シートもついていますから、国家試験直前まで繰り返し学習することで重要なポイントをしっかり理解することができます。
何度も何度も繰り返し学習することで、国家試験についての理解を深めることができるでしょう。とにかく、何度もコツコツと繰り返し学習する人にとっては最適な一冊です。