ネイティブイングリッシュを勉強するために留学を検討しても、「留学費用を捻出することができない」という理由で留学を断念して、近所の英会話スクールで妥協している方もいると思います。
確かにアメリカに留学となると、航空費用だけで10万円以上かかるし時間もかかるし、距離も遠いので留学のハードルが高くなります。
そんな方の為に、今回はフィリピン語学留学について解説していきます。
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フィリピンってどんな国なのか
フィリピン共和国(通称:フィリピン)は、東南アジアに位置する島国でありフィリピン海を介して日本とも対国しています。その他にも、マレーシア・パラオ・台湾・中国・インドネシアなどとも海を挟む形で対しています。首都はマニラで、人口は約1億98万人です。
公用語はフィリピン語だけど英語も盛ん
公用語はフィリピン語ですが、これは実質上タガログ語と同じであり、1987年のフィリピン共和国憲法に基づいてフィリピン語というように定められました。
また、フィリピン語以外にスペイン語や英語も利用されており、特に英語に関しては「フィリピン英語」という言葉が確立しているほど盛んに利用されており、現在ではフィリピン語と同様に、公用語の1つとして子供のころから学校で教えられています。
フィリピン英語は、教育やビジネスの場以外にテレビ・ラジオなどのメディアの場や新聞などの印刷出版の場、宗教行事の場などでも広く利用されており、近年では母国語であるフィリピン語(タガログ語)と同様に英語を母語として利用する人達が増えています。
北アメリカのスタンダード英語に基づいておりメディアでは高い水準の英語を聞くことができます。一方でネイティブな要素も含んでいることがあり、Taglish(タグリッシュ=タガログ語が混じった英語)は一般庶民などで広く利用されています。
フィリピンの気候
フィリピンは熱帯海洋性気候で、1年のほとんどは蒸し暑いです。季節は主に3つあり3月~5月が暑く乾燥した季節、6月~11月が雨季、12月~2月が涼しく乾燥した季節となっています。1年を通して約20℃~30℃であり、1月が最も涼しく5月が最も暑いです。
フィリピンの治安
フィリピンの治安においては、2017年5月23日、フィリピンの南部に位置するミンダナオ島に、IS(イスラム国)を崇拝する過激派集団「アブ・サヤフ」の幹部が潜伏しているとしてフィリピン政府軍が捜索したところ、他の過激派集団「マウテ・グループ」と銃撃戦になりました。
この銃撃戦では民間人が多数巻き込まれ、同年5月30日の1週間で民間人を含む100人以上が犠牲となっています。
フィリピンも宗教国家ですが、その90%がキリスト教徒ですが、5%にイスラム教徒もいます。5%のイスラム教徒の全てがISに忠誠を誓っているわけではありませんが、一部に過激化した信者がいる可能性はあります。
ミンダナオ島は、全島厳戒令が出されているほか、このエリアには語学学校はないため語学留学に直接影響を与えることはありません。また、2016年にドゥテルテ大統領に代わってからはフィリピンの治安も随分と良くなっています。
しかし、日本と比べると治安は決して良いとは言えません。特にスリに遭う確率が高く、サイフやスマートフォン(特にiPhone)の盗難が後を絶ちません。日本人というだけでターゲットにされる可能性があるため、留学前には自己管理と危機管理意識を高く持つことが大切です。
フィリピンの物価
フィリピンの物価に関しては、日本と比較しても非常に安価です。例えば、フィリピンで外食をした場合、1回の食事でも高くて300円程とされています。
高級レストランで食事をしたとしても1,500円程度です。日本で食事をすれば約1,000円前後はしますから、その物価の安さが良くわかります。語学留学では何かと費用が掛かるため、物価が安いことはとても良いことです。
フィリピンの食事はどのようなものがあるのでしょう?フィリピン料理と呼ばれる伝統食がありますが、これはスペイン植民地時代の影響を大きく受けており、さらにアメリカや中国などの食文化も反映された多国籍料理となっています。
例えば、肉や野菜を酢醤油に漬け込んでから煮込む「Adobo(アドボ)」や、肉や魚介類を酸味のきいたスープで煮込んだ「Sinigang(シニガン)」などがあります。また、フィリピンの主食は日本と同様にお米ですが、フィリピンのお米は細長くて粘り気の少ないインディカ米です。煮込み料理が多いフィリピン料理には、サラッとしたインディカ米が良く合います。
フィリピン料理の中でも特に有名なものとして「ハロハロ」があります。ハロハロは、数あるフィリピンスイーツの中でも代表的存在であり、かき氷にアイスやプリン・ゼリーなどのスイーツを乗せ、さらにナタデココや小豆・イモ類を乗せてミルクをかけた、冷たくて甘いカラフルスイーツです。1年を通して温暖な気候のフィリピンでは、ぜひ食べたいスイーツの1つでもあります。
フィリピンに語学留学するメリットと人気の理由
英語を学ぶ場合、アメリカやオーストラリアに語学留学をする人が多いですが、近年ではフィリピンに語学留学する人達が増えています。そこには、大きなメリットがあるためです。
フィリピンの語学留学が人気な理由には、
- 語学費用が格安である
- 日本から近距離にある
- マンツーマン授業が可能
- 高水準の英語を話すフィリピン講師から学べる
- レベルに合わせた多彩なコースを完備
- 安心のサポート体制が整っている
などの点が挙げられます。
語学費用が格安である
語学留学のための渡航費用も大きな負担になります。例えば、アメリカに留学する場合渡航費用は18万円以上、オーストラリアでは約13万円かかります。
一方フィリピンの場合は約45,000円で、オーストラリアの約4分の1・アメリカの約5分の1の費用で済みます。
また、現地の物価も欧米は高いため学習以外の費用が負担となる可能性が高いです。その点、フィリピンは物価も日本の3分の1以下であるため学習以外の諸費用の負担が少ないです。
そのため、留学生の中には欧米留学の事前ステップとしてフィリピン留学を行う人もいます。
日本から近距離にある
日本から近いという点も人気の理由となっています。オーストラリアに留学した場合には約10時間、アメリカの場合は約13時間もかかります。つまり、半日飛行機に乗らなくてはいけないわけです。
それに比べフィリピンの場合は、日本から約4.5時間で行けるため語学留学を実現しやすくなります。
マンツーマン授業が可能
欧米には世界各国から留学生が来るため、授業も15人前後のクラスでのレッスンとなる場合が多いです。
一方、フィリピンの授業はマンツーマンレッスンを主軸として行っているため、講師との距離も近く質問などもしやすくなります。また、周囲に誰もいないので集中してレッスンを受けることができ、語学力の向上も期待できます。
高水準英語を話すフィリピン講師
フィリピンでは、英語を第二の公用語として学校で教えていることから、高水準の英語をマスターしたフィリピン人講師が多く、レッスンも欧米講師ではなく現地のフィリピン講師に教わることができます。
学校によっては、フィリピン人講師の高水準英語と、欧米講師のネイティブ英語の両方から選択できるところもあり、生徒のニーズにも対応しています。
レベルに合わせた多彩なコースを完備
フィリピンの語学留学というと初級レベルといわれていましたが、現在では上級レベルのレッスンも充実しています。
特に、フィリピンの高水準英語のレッスンを受けることでスピーキングスキルを伸ばすことも可能です。
よりレベルアップを望む生徒には、TOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)にて950点獲得を保障するコースや、IELTS(英語能力判断テスト)にて7.0(海外大学院の入学条件)獲得を保障するコースなどを受けられる学校も登場しています。
このように、フィリピンでも生徒のレベルやスキルに合わせて多彩なコースを選択することが可能です。
安心のサポート体制が整っている
留学というと住むところの心配がありますが、フィリピン留学では安心安全の全寮制を採用しているため、住まいの心配をする必要がありません。
また、24時間体制で学校がサポートしてくれるので、留学生は学習に集中することができます。治安の心配があるフィリピンですが、セキュリティ体制が万全な寮での生活であればその心配もありません。
フィリピン留学にお勧めのサポート機関
フィリピン語学留学のサポート機関はいくつかありますが、その中でもおすすめなのが「ヒューマンアカデミー」です。ここでは、ヒューマンアカデミーのフィリピン語学留学の特徴とメリットをご紹介します。
ヒューマンアカデミーのフィリピン語学留学
なぜ、英語の語学留学にフィリピンなのかというと、前述した理由に加えビジネスにも役立てることができることにあります。
フィリピン英語の学習方法は欧米の学習方法と異なっており、より効率良く短期間でマスターすることが可能です。その点において、今や世界の経済情勢を左右するアジアのグローバル企業も大いに注目しているのです。
アジアの企業が注目する理由としては、欧米と比較して質の高い高水準英語を低コストで学ぶことができる点にあり、企業としてもより多くの社員に英語教育を受けさせることが可能となるわけです。
これまでの実績と利用するメリット
フィリピンに語学留学する人は、2013年では約26,000人を数えています。その中で、ヒューマンアカデミーを利用して海外に語学留学した人は3,700人を超えます。
これだけ多くの人たちの海外留学をサポートしてきた実績は、フィリピン語学留学のサポート知識やノウハウにも生かされており、実際にヒューマンアカデミーを利用した留学生の満足度は実に96%を誇っています。
留学費用の目安
ヒューマンアカデミーを利用した場合のフィリピン語学留学費用は、以下の通りとなっています。
1週間パック
50,800円~(宿泊費・食事・洗濯費用・掃除費用・マンツーマンレッスン料など全ての費用が込みとなっています)
※1週間の他にも、1か月、3か月、1年などの留学プランもあります。
入学金と送金手数料
留学パックとは別に必要となります。
渡航費
約45,000円~となり、ハイシーズンの渡航ではもう少しかかります。
生活費
1週間パックならば全寮制であり食事も込みとなっているので、生活するのにほとんどお金は必要ありません。また月単位での留学においても、1か月1万円~2万円程度あれば十分に生活することが可能です。
海外旅行保険
加入する保険会社によって異なりますが、万が一に備えて加入することをおすすめします。
寮の保証金
入学時に保証金を支払います。平均2,500ペソ(日本円で約5,390円)となりますが、問題なく生活していれば卒業時に返還されます。
出国税
フィリピンを出国する際に必要な料金で、2014年の時点で550ペソ(日本円で約1,186円)となります。
留学までのスケジュール
フィリピイン語学留学までの主な流れは以下の通りです。
- 留学カウンセリング
- 申し込み
- パスポートの準備
- 航空券の予約
- 海外旅行保険の加入
- 留学準備
- 渡航
1.留学カウンセリング
ヒューマンアカデミーでは個別のカウンセリングを実施しており、そこで留学に関する詳しい話を聞くことができます。カウンセリングの申し込みは、公式サイトのTOP画面右上にある「説明会予約」フォームから行うことができます。
2.申し込み
留学申込書を記入し、入学金・送金手数料・プログラム料金を支払います。
3.パスポートの準備
以前に海外旅行などをしており、パスポートの有効期限が6か月以上ある人は問題ありませんが、初めて海外に行く人やパスポートの有効期限が切れてしまっている人は、事前にパスポートの取得申請を行う必要があります。
(フィリピンの場合、パスポートは滞在予定日数にプラス6か月の残存期間が必要となります)
パスポート発行申請に必要なものは、写真2枚(パスポート用のサイズ縦4.5cm×横3.5cm)・戸籍謄本または戸籍抄本のどちらか1通・本人確認証明書(運転免許証またはマイナンバーカードなど)・有効旅券(切替発給の場合)を準備します。
4.航空券予約
留学希望者が自ら予約します。(入国拒否を避けるため必ず「往復券」を手配するか、「第3国への出国チケット」を手配します)航空券の手配が完了したら、ヒューマンアカデミーに航空会社・便名・発着予定時刻を連絡します。
初めての人は、ヒューマンアカデミートラベルサービスから、航空券の手配をすると良いでしょう。
5.海外旅行保険の加入
万が一に備えて必ず加入します。個人的に加入することもできますが、ヒューマンアカデミーが提携する損害保険会社(AIG損害保険)からも加入ができます。
6.留学準備
渡航の一週間前になったら留学の準備を始めます。直前になって行わなくても良いように予め「10,000円をペソに両替」しておきましょう。
また、フィリピンではスリが多いため万が一に備えて「パスポートと航空券をコピー」しておきます。最終確認として、出・入国の再確認もしておくようにしましょう。それらが万全になったら、カウンセリング時にもらったチェックリストを参考にして自分自身の荷物の準備を行います。
7.渡航
飛行機が出発する2時間前までには空港に行き、出国手続きを行いましょう。後は時間に搭乗すればOKです。
授業内容
ヒューマンアカデミーのフィリピン語学留学では、授業の半分以上が講師とのマンツーマンレッスンとなっており、1日の授業時間はマンツーマンレッスンが5時間程度、少人数レッスンが4時間~5時間となります。
一方、欧米の授業は1日に4時間~5時間のグループレッスンの身となっています。このように欧米と比較しても授業のコマ数は2倍であり、より効率的で密度の濃い授業を集中して受けることができます。
留学のサポートシステム
現地で留学生が生活に困ることがないよう、ヒューマンアカデミーでは現地の語学学校に寮を完備しています。
そこでは、学校のスタッフが食事・洗濯・掃除までサポートしてくれるので安心して過ごすことができます。寮の敷地内にはプールも設置されているので、学習時間以外にも利用することもできます。
留学で準備すべきものは?
フィリピンの語学留学に必要なものとしては、
- パスポート
- 往復航空券
- ペソ(最低10,000円分を両替する)
- ビザ(30日以内の滞在であれば不要です)
- お財布
- 筆記用具
- 電子辞書
- 英会話の本
- 着替え
- 洗面道具
- 医薬品(常備薬)
- 室内用の靴(サンダルやスリッパなども可)
- クレジットカード
- 携帯電話
その他個人的に必要なものなどです。
フィリピン留学に必要なビザ
語学留学では30日以内の滞在であれば「SSP(Special Study Permit)」というビザが必要となり、たとえ1週間の短期間滞在であってもフィリピンで語学を学ぶ際には必要です。(6か月まではSSPが必要)
また、30日以上の滞在では「観光ビザ」とSSPまたはACR(Alien Certificate Of Registration)・ECC(Emigration Clearance Certificate)が必要です。ACRとECCは6か月以上の滞在で必要です。
半年の留学で英語が全く話せない人はどこまで上達するのか
英語の語学留学を希望する人の多くは、語学力にコンプレックスを感じている人が多いです。しかし、フィリピンの語学留学を経験することで英語への強いコンプレックスに変化が生じます。
ヒューマンアカデミーが英語コンプレックスを持つ人にアンケートを実施したところ、特に強いコンプレックスを感じていた人の場合、語学留学体験を通して82.3%の人はコンプレックスが軽減したと回答し、そのうち23.5%の人はかなりコンプレックスがなくなったと回答しています。
また、比較的コンプレックスを感じていた人の場合では、83.6%が軽減したと回答し、そのうち12.7%の人はかなりコンプレックスがなくなったと回答しています。
フィリピンの語学留学では、1日の授業時間の半分以上がマンツーマンレッスンであり、それ以外の授業も少人数で実施されます。さらに、1日の授業時間も欧米の2倍以上であるため、単純計算でも欧米での留学結果の2倍の上達が見込めることになります。
まとめ
フィリピン語学留学は、欧米への語学留学と比較して低コストで質の高いレッスンを受けることができ、近年ではアジアのグローバル企業の多くが注目しています。
そこには、高水準英語を話すフィリピン講師のマンツーマンレッスンが受けられる点、1日の授業コマ数が欧米の2倍以上である点、全寮制で24時間のサポート体制が整っている点、物価が日本や欧米の3分の1以下である点など様々なメリットがあります。
そして、さらにお得にフィリピン語学留学をするには「ヒューマンアカデミーのフィリピン語学留学」を利用することです。
ヒューマンアカデミーの最大の魅力は、1週間の語学留学が50,800円から利用できる点にあり、その費用には授業料だけでなく1週間の宿泊代や食事代洗濯・掃除費用なども全て込みになっているからです。