日商ビジネス英語検定の3級・2級・1級の簡単な勉強法を記載していきます。
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日商ビジネス英語検定の勉強法
2級・3級
2級と3級に関しては、それぞれの試験区分で公式テキストと公式模擬問題集が発行されているので試験対策は立てやすいと思います。
英検2級のレベルがあれば英語そのものに関してはそれほど難しく感じることは無いと思うので、「海外取引と貿易書類」と「国際マーケティング」は入念に勉強することが大事です。
貿易に関する専門的な知識が必要なので、英語力に自信がある方でも試験対策は必要になります。
1級
1級は「ビジネス英文書作成」「長文読解」「国際取引実務」の3つの分野から出題されるので、それぞれで試験対策が必要になります。
ビジネス英文書作成に関しては2級と3級のレターの作成形式の内容をしっかり把握することが大事です。
長文読解は普段から英字新聞や雑誌を日常的に読んで読解力を向上させて下さい。国際取引実務は貿易に関する幅広い知識が問われるので貿易実務検定のテキストで勉強するのが効果的です。
現状では過去問や参考書がほぼ無くて効果的な勉強法が無く、試験対策は非常に難しいと思います。日商ビジネス英語検定のHPに作問方針が掲載されているので、問題の傾向を把握して下さい。
日商ビジネス英語検定のテキスト紹介
参考書の紹介
2級と3級は「日商ビジネス英語検定 公式テキスト」があるのでそちらを利用して下さい。
問題集の紹介
2級と3級は「日商ビジネス英語検定 公式模擬問題集」があるのでそちらを利用して下さい。
勉強時間の目安
英検2級を持っている人の英語力をベースとして考えると、3級で50時間程度、2級で80時間程度と考えて下さい。
試験内容
試験は試験会場で試験問題をダウンロードして行われます。ネット試験になるので、合否が即時に通知されるのが大きな特徴です。(1級は1ヶ月程度かかる)
1級は記述式を中心とした英文書作成・英文解釈・分析記述などの問題が出題され、2級と3級は択一式と記述式で出題される。
合格基準
100点満点中70点以上(全級共通)
受験者数・合格率
受験者数及び合格率は全て非公開になるので分かりません・・・
試験難易度
合格率が分からないので何とも言えませんが、英語力(リスニング・リーディング・スピーキング・ライティング)に関しては2級は短大卒程度のレベル、3級は高校卒程度のレベルになります。
ただ、基礎英語にプラスして貿易英語に関する知識が必要になるので、実務経験の無い受験者にとっては難しく感じるかもしれません。
試験情報
資格種別:公的資格
資格区分:1級、2級、3級
受験資格:なし
試験日:10月第1日曜日、翌2月第3日曜日(1級)、随時(2級・3級)
試験場所:全国各地の商工会議所ネット試験施行機関
【受験料】7,200円(1級)、5,140円(2級)、4,120円(3級)
問い合わせ先商工会議所
試験情報の詳細は「日商ビジネス英語検定の難易度・評価・勉強法・就職など」で掲載しています。
よくある質問
ビジネス英語って何?
ビジネス英語とは実務で使われる英語です。(そのまんま)
実務でのコミュニケーションツールのメインは電子メールになるので、リスニング力やスピーキング力も大事ですが何よりリーディング力が必要になるので、試験でもリーディング力を中心とした問題が多いです。
英検との違いは?
英検に比べると、貿易に関するより実務的な能力を問う試験になります。