この資格は全4教科を3年以内で合格(科目合格有り)しなければならないので、1年で全教科合格を目指さず、まずは初年度2教科、次年度2教科で計画をたてました。
私は会社勤めでしたので試験日1年前から始動し、計画をたてました。1年計画、半年計画、月計画、週計画等事細かに。平日は2時間、休日は4時間以上をノルマに取り組みました。
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エネルギー管理士の勉強法
平日はテキストをメインに公式の暗記、分野ごとの公式ノート作り。ノート作りは簡単なもので初歩的な公式のみ。勉強スタート時にノートに書いた公式を一通り書いて前日の復習。30分程度で終えるボリュームにしました。
公式ノートで復習を終えると新しい箇所の公式暗記、ノートに公式追加。平日はその繰り返し。休日はノートで復習後今まで勉強した個所の問題、計算を解く。
公式がわからなければまとめたノートを見て、それでもわからなければ回答をみる。1問当たり10分程度とし、分からなければ、それ以上解こうとはしない。
しかし問題の重要な部分にかんしてはノートに追加記入していく。より中身の濃いノートを作る。これを1週間の計画、1教科目5か月でテキストを終えるようにする。
最初の1か月でこのペースだとどの程度進めれる等わかるので1日の勉強時間を増やす、休日も午前中は問題をやらず、テキストの公式暗記を進める等調整する。
基本、ノートでの復習は毎日することする。なので簡単に復習できるような内容、重要な部分のみ抜粋する。2教科目の勉強も同様。ただしここまでくるとまとめノートもかなりボリュームなので1教科目のノート復習は1日置きにする。2教科目の復習は毎日する。
10か月目からは過去問題を解く。過去5年を解き、問題傾向などを分析する。1か月で過去問題5年分を最低でも3回は繰り返し解く。
過去問題8~9割解けるようになったら市販の予想問題を説き、知識・理解をより深める。過去問題・予想問題は実際の試験時間計測をし1問あたりどの程度の時間を費やせるかを把握する。試験日までひたすら問題を解くことに時間を費やす。
この方法で1年で2教科科目合格、2年で資格取得、3年目は万が一のための予備とする。いずれも無理をせず、手広く勉強範囲を広げない。限られた時間の中で、いかに効率よく勉強が出来るか計画を緻密にたてる。
計画に沿わない場合をすぐに改善し修正する。連続して2時間以上は勉強しない。必ず小休憩を挟む。私の場合は30分勉強、5分休憩で短時間集中で勉強した。休憩してるときはたまに勉強の仕方の勉強方法をネットで検索したりもした。
エネルギー管理士のテキスト紹介
過去問は必須になります。受験する区分に適したテキストを用意してください。
受験者数・合格率
時期 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
2016年 | 10,468人 | 23.3% |
2015年 | 10,537人 | 23.3% |
2014年 | 10,613人 | 21.5% |
2013年 | 11,102人 | 27.9% |
難易度(勉強時間)
エネルギー管理士はかなり専門的用語が多いし、なによりも微分・積分など複雑な数学がとても多い。平日は2時間、休日は4時間以上を毎日していたので1か月70時間、年間840時間を2年間つづければ合格が十分見えてくる。
数学が得意な人はそこまで時間かからないかもしれないが、苦手な人はかなり苦戦すると思う。レベルで言えば電検2.5種とよく聞くが、エネルギー管理士のほうが過去問に沿った問題がよく出るのでそこまで難易度が高いとは思わない。
試験情報
- 資格種別:国家資格
- 資格区分:電気分野、熱分野
- 受験資格:なし(免許の交付には実務経験が必要)
- 試験内容:筆記試験(択一式と計算問題)
- 合格基準:各科目60%の正解率
- 試験日:8月
- 試験場所:全国各地
- 問い合わせ先一般社団法人 省エネルギーセンター