書店に行って、自分の合っていて、かつわかりやすく、すべてを網羅している参考書を2、3冊購入する。わかりやすく、かみ砕いたものと、辞書的色彩の濃いものを用意するとよいです。
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毒物劇物取扱責任者の勉強法
全体像を掴む
いきなり詳細を勉強するのではなく、 全体を俯瞰しつつわかるところから読み始め、徐々に全体像をつかむ。全部わかろうとせず、あくまでも、全体図の流れを重視します。
PCを活用する
PCにテキストを打ち込み、まとめながら、細部を補強する。この作業に一番時間をかける。各項目ついて、色や太字、斜め文字などを使ってわかりやすいレジュメを作成する感覚で重要ポイントを抑えます。
毒物劇物取扱者試験では法律、化学、毒物劇物一般、などがあったと記憶しているが、それぞれに大学などで基礎知識があると勉強は楽です。資格取得の目的で初めてこの分野を挑戦した人はテキストに忠実であれば、全く無理というわけではないです。
自作のテキストを作る
プリントアウトして、このみのクリアファイルを作って持ち歩きます。この頃から、試験に向けて気合いを入れ始める。分量にするとクリアファイル3冊ぐらい。
枚数で60枚くらいなので、全部暗記するにはかなり時間を要します。理想としては、1ヶ月くらいこの工程にかけたいですね。
家に参考書をおいておいて作成したクリアファイルとつきあわせながら、細部を読みこみます。
過去問を解いていく
過去問が手にはいるなら解いてみます。
間違えたらテキストと自分で作成したクリアファイルに戻り蛍光マーカーなどをつけていきます。法律問題はやはり難しいと感じたので苦戦するかもしれません。と言っても、正攻法で地道に覚えていくしかないと思います。
毒劇物各論は予備知識があったので楽しいですか、専門外だったら、少しキツイかもしれないです。
化学一般は高校程度の知識があれば一番クリアしやすいです。実施試験もあると書いてあったが、書面での質問と解答でした。
最後に・・・
実際にこの資格を必要としている求人は少ないのではあるか、勉強の一里塚、生活のペース作り、その外仕事のため、必須になる職場もあるのではないかなと思いました。
試験は県庁の薬務課でおこなわれ、合格率は50パーセントくらいだと思います。県知事さんから合格証がもらえます。受験料は受験票を提出するとき売店で受験料分の印紙を買って受験票とともに提出します。
その後の私の経験からいうと、毒物劇物取扱責任 者だからといって、採用に有利になる割合は低いですが、採用された後、配属される部署などその後の方向性を決めるためにはとっておいて損はない資格だと思います。
私の場合、コンビニエンスストアでバイトしたとき、藥系飲料の商品陳列に理解を得やすかったです。
国家資格の中でも比較的簡単な試験に分類されるので、実務経験の無い学生さんでも十分合格可能です!
毒物劇物取扱責任者のテキスト紹介
メジャーな資格になるのでテキストや問題集もそれなりにあります。
個人的には「一発合格!毒物劇物取扱者試験テキスト&問題集
合格率
近年の合格率は40~50%程になります。
難易度(勉強時間)
- 参考書の選別 1時間
- 読み始め 2,3日
- クリアファイルの作成 2,3ヶ月
- 持ち歩いて暗記 2、3ヶ月
- 過去問、仕上げ 1ヶ月
全部で半年から1年ぐらいの準備期間を要すると思います。
毎日勉強にかけられる時間は人それぞれだと思いますが、暇だったらじっくり腰をすえて、仕事をしながらだったら、要点をおさえて勉強するとよいと思います。
いずれの勉強法でも、5択の試験なので、合格は可能だと思います。
試験内容
筆記試験
- 毒物及び劇物に関する法規(25問)
- 基礎化学(15問)
- 毒物及び劇物の性質及び貯蔵その他取扱方法(20問)
- 毒物及び劇物の識別及び取扱方法(10問)
実地問題
- 毒物及び劇物に関する法規
- 基礎化学
- 毒物及び劇物の性質及び貯蔵その他取扱方法
- 毒物及び劇物の識別及び取扱方法
合格基準
- 筆記試験:6割以上の正解率
- 実地試験:科目ごとの合計がそれぞれ4割以上の正解率
試験情報
- 資格種別:国家資格
- 資格区分:一般、農業用品目、特定品目、内燃機関用メタノールのみの取扱に係る特定品目
- 受験資格:なし(資格取得には18歳以上などの条件が必要)
- 試験日:各都道府県による
- 試験場所:全国各地
- 問い合わせ先:各都道府県の毒物劇物取扱責任者試験の担当課