チェッカー技能検定は筆記試験と実技試験で実施されます。
それぞれの勉強法、テキストの紹介、勉強時間の目安など解説していきます。
スポンサーリンク
チェッカー技能検定の勉強法
筆記試験に関しては、下記で紹介しているテキストをこなしていけばそこまで苦労することは無いでしょう。と言うか、受験者の少ない試験になるので試験の参考書がこれぐらいしかない・・・
過去問が無いので試験の傾向を掴むのが難しいですが、2級と3級に関しては合格率が70%以上はあり、それほど難しい試験では無いのでテキストをきちっとこなしていれば合格できるレベルに達すると思います。
ただ、実技試験に関してはテキストを読むだけでは、なかなか理解できないと思うので、試験実施団体の新日本スーパーマーケット協会が実施している「チェッカー技能検定 試験対策講習会」に参加して、実施にロールプレイングしながら試験対策を練った方が無難だと思います。
ただ、受講料が非会員で38,880円(3級)、43,200円(1級・2級)と、なぜかめちゃ高いのでそれなりの覚悟は必要です。
受験者が少ないので、確立された勉強法の情報が少ないので初めてチャレンジされる方は勉強法に苦戦するかもしれませんね。
テキストの紹介
筆記試験に関しては、当協会内のHP内で販売されている「スーパーマーケットの接客行動学~初心者のためのマナーと基本接客の実践~」(全級対応)と、「ハイレベル接客読本 改訂版」(1級・2級)を活用して勉強すればいいでしょう。
チェッカーの心構えや接客実践、接客マナーなど実際のレジ業務で活かせる知識を得ることができるので、試験を受験しない方でも購入しておいて損はないと思います。
ちなみに、注文から発送まで2週間程度かかることもあるみたいなので、試験を受験すると決めたら出来るだけ早く購入するようにしましょう。
勉強時間の目安
1級に関しては50~100時間以上の勉強時間が必要になると思いますが、2級と3級に関しては全く試験対策を立てずに合格できる受験者もいるぐらいなので、それほど多くの勉強時間はいらないと思います。
試験内容
試験は筆記試験と実技試験で行われます。
1級では専門試験と実技試験と対応話法、2級では専門試験と実技試験、3級では専門試験と実技試験と釣銭問題
実技試験の流れは、当協会が提供している動画を参考にして下さい。
合格基準
筆記試験
100点満点中70点以上(3級の釣銭問題は90点以上)
実技試験
- 1級:500点満点中450点以上、200点満点中160点以上(応対話法)
- 2級:500点満点中400点以上
- 3級:500点満点中350点以上
受験者数・合格率
2015年
区分 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
1級 | 297人 | 21.5% |
2級 | 574人 | 81.4% |
3級 | 1,217人 | 72.4% |
試験難易度
合格率を見る限り、2級と3級はそれほど難しくないですが、1級から急に難しくなっています。
メジャーな資格に比べて確立された勉強法が無いので、試験対策が立てにくくて余計に難しく感じるかもしれませんね。
試験情報
- 資格種別:民間資格
- 資格区分:1級、2級、3級
- 受験資格:なし(但し、飛び級は出来ない)
- 試験日:8月~12月(受験地により異なる)
- 試験場所:全国主要都市(筆記試験は企業内受験あり)
- 問い合わせ先:全国スーパーマーケット協会
よくある質問
実技試験の試験対策はどうすればいいの?
筆記試験は知識を詰め込めば良いだけですが、実技試験は実際のレジ業務をしなければいけないので頭の中だけで対策を立てるのには少々無理があります。
まずは試験の流れの動画を見て、どういった手順で試験が行われるのかを確認しましょう。
試験では、正確さはもちろん、スピードが要求されるので、各級で設定された基準タイムより早くこなせるように、日ごろの実務でテクニックを磨いて下さい。
お金に余裕があれば、「チェッカー技能検定 試験対策講習会」を受講するのも一つの手です。