あん摩マッサージ指圧師の資格の難しさは東洋医学と西洋医学の両方の知識を求められる事にあります。その前に三年間の専門学校を卒業するのが受験資格なります。
あん摩マッサージ指圧師の国家試験の中で最も重要で問題も多く出るのは解剖学、生理学といった基礎医学と臨床医学になります。
医師の国家試験とそう変わらない範囲を勉強しなければならないと考えられます。
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あん摩マッサージ指圧師の勉強法
解剖学などはまず筋肉、骨、神経、血管といった項目を勉強することです。暗記もかなりの量になりますから自分の身体を動かしながら頭でイメージするのが暗記のコツです。
筋肉であるならボディナビナビーションやクリニカルマッサージなどの本をオススメします。目からの記憶と身体の記憶の両方から暗記していきます。
問題が出やすい箇所はあんまマッサージ指圧師の国家試験の過去問などを参考にします。また筋肉や骨などを専門書などをみながら自分で描けるようにすると良いす。
描くことにより手からの記憶も増えますので記憶の定着が加速します。
あん摩マッサージ指圧師はツボなどの東洋医学も学ばなければなりません。ツボは約360ぐらいありますのでこちらも丸暗記します。
ツボは漢字が難しいので何度も書いて覚えますが感じの意味も一緒に覚えると良いです。
例えば肩井と言われるツボは肩と井戸の井という感じで漢字にツボの位置のヒントが含まれています。また最初に勉強した筋肉などと照らし合わせて覚えるのも効果てきです。
あん摩マッサージ指圧師の合格率は高いと言えます。盲人も受験することが多い資格ですので極端に難しい資格ではありません。
しかし三年間、専門学校で勉強したからこそ合格率が高いというのを忘れてはなりません。言い方をかえれば三年間は勉強漬けにならなければいけないという事です。
国家試験の前は過去問を徹底的にやることになります。間違得たところは印をつけて二回間違えたらまた印をつけてという自分だけの問題集を作ることをオススメします。
繰り返しやることで苦手な分野でがわかりそれを掘り下げて勉強することで本番の国家試験の対策をしていきます。
学校でも予想問題を作り模擬試験も繰り返してやります。また解説もありますので参考にしていきます。
学校のテストで成績が良くて本番の国家試験で落ちる人はいませんので学校の試験で良い成績を取りつつ自分だけの問題集を作り供えて入ればかなりの高確率で合格するのでしっかりやっていきたいです。
テキストの紹介
過去10年分の過去問が掲載されています。
答えと問題の意図など解説が加えられておりあん摩マッサージ指圧師の受験者には必須の本です。
毎年、専門家でも答えが分かれるおかしな問題も少しありますが仕方がないので毎年出やすい項目のチェックはしておかなければなりません。
80点取れば合格ですから細かいミスは気にしないで試験には挑むべきです。三年間ありますが早い段階で国家試験問題本を買って国家試験の傾向を見ておくのも良いです。
どの分野が多く出されどの分野を勉強しなければならないかわかるからです。ツボや筋肉や血管や神経は資格取得後も仕事でずっと使うものですからそのためにも勉強はしっかりして挑むべきです。
難易度(勉強時間)
トータルの勉強時間はというと三年間の専門学校での勉強は必須です。それ以外に一日2.3時間は勉強したいところです。
学校だけだとまず受かることは出来ません。国家試験前は5時間から8時間の勉強が必要です。問題の数にくらべておぼえる範囲と科目は膨大ですからそのくらいの勉強は必要になります。
試験は一年に一回ですし現役でないとかなりとるのが難しいと言われていまはす。絶対に現役で合格するのを目標にしてやるべきです。
受験者数・合格率
年度 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
2018年 | 1,498人 | 86.8% |
2017年 | 1,584人 | 83.0% |
2016年 | 1603人 | 84.5% |
2015年 | 1687人 | 84.3% |
2014年 | 1792人 | 86.4% |
2013年 | 1747人 | 83.9% |
2012年 | 1835人 | 86.3% |
2011年 | 1777人 | 84.1% |
試験情報
- 資格種別:国家資格
- 資格区分:なし
- 受験資格:あり
- 試験内容:筆記試験(択一式)
- 合格基準:総得点150点中90点以上
- 試験日:2月下旬
- 試験場所:全国主要都市
- 問い合わせ先:公益財団法人 東洋療法研修試験財団