Excel表計算処理技能認定試験の独学勉強法【試験対策・テキスト・勉強時間など】

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Excel表計算処理技能認定試験は主に学生が受験する資格で、しかも合格率が全級を含めて80%以上あることから数ある資格の中でもかなり簡単です。

試験は知識試験(筆記)と実技試験がありますが、ここでは鬼門になる実技試験について試験に合格するためのコツを簡潔にまとめましたので、これから初めて受験される方、パソコン操作が苦手な方は参考にして下さい。

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目次

Excel表計算処理技能認定試験の勉強法

第一ステップ

基本的なPC操作に慣れることです。とにかく速く・正確に作業できるようにならなければなりません。

  • マウスの使い方やテンキーの使い方
  • 文字を打つときに指が正しい位置にあること
  • コピーや貼り付けなどのショートカットキーの使い方
  • 以上(△>=□)、以下(△<=□)、より小さい(△<□)、より大きい(△>□)、未満(△<□)の数学的なことを覚える

※「>」「<」「=」の出し方

  • 「>」は、「シフトキー」と「。(ひらがな入力の時の「る」)」を同時に押す
  • 「<」は、「シフトキー」と「、(ひらがな入力の時の「ね」)」を同時に押す
  • 「=」は、「シフトキー」と「-(ひらがな入力の時の「ほ」)」を同時に押す

これらは関数を使用するときに必要になってくる知識です。

これらを覚えてできるようになってから初めてテキストを使って練習していきます。

第二ステップ

テキストで実際の問題を見てみることです。テキストは検定を主催しているところが推薦しているものを買うのが一番いいです。

覚えて使いこなせるようにするべきこと・・・

1.Excelのなかでの決まり事である「×(かける)」は「*」、「÷(わる)」は「/」であること

2.昇順(数字が昇ること)(例:0、1~9、10)(=少ない順)・降順(数字が降りること)(例:10、9~1、0)(多い順)の理解をして「並べ替えとフィルター」で並び替えることができるようにする

3.IF(参照する)・RANK(ランキング・順位をつける)・ROUNDUP(切り上げ)・ROUNDDOWN(切り捨て)・VLOOKUP(表検索するとき)・AND(かつ。どっちも条件を満たさないといけない。)・OR(または。どっちかだけ条件を満たしてればいい。)などの関数の使用する場合や使用方法

※ Excelは全部四捨五入した数値を出している

4.合計値(SUM)・平均値(AVERAGE)・最大値(MAX)・最小値(MIN)の関数の簡単な操作方法

5.罫線のひき方

6.中央揃えのやり方・中央揃えをするべきところ

7.枠の大きさをちょうどいい大きさにすること

8.%は、「0.03」と打ってから%ボタンを押して「30%」にすること

9.「F4キー」は固定することに使えること

10.「¥」表示にするべきところ・「¥」は一つ一つ打つのではなくを「通貨」というところにすること

11.グラフの作り方

12.関数の計算の中で文字を打つときに「”A”」にすること

※「”」の出し方

「シフトキー」と「2(ひらがな入力のときの「ふ」)」を同時に押す

等々、覚えることを覚えてしまいます。覚えるだけでなく、使いこなせうるようになることも大切です。

わからないところが出てきたら、その都度確認します。わからないまま進めないでください。

第三ステップ

実際にテキストの問題をやることです。この時、問題を解いている時間を測って時間内に解けるか調べます。

そして、試験日まではとにかくテキストの問題を時間を測って練習します。テキストの問題はすべて解いておくとよいです。

表計算は時間勝負です。どれだけ時間を節約してすべての問題を解けるかということが大事なので、ショートカットキーや時短法の模索をしてみてください。

テキストの紹介

  • Excel®表計算処理技能認定試験 1・2級問題集(2016対応)
  • Excel®表計算処理技能認定試験 3級問題集(2016対応)

公式問題集についてはサーティファイの公式サイトから購入できます。(Amazonなどで新品を購入することはできません)

購入ページ

難易度(勉強時間)

難易度としては、パソコンを操作することに抵抗しないのであれば難しくないです。

表計算は、「3級」「準2級」「2級」などがあるので、まずは簡単な3級から受けてみて自分に合った級を受けていくといいです。

試験一か月前から毎日テキストの問題を一日一回練習するのがおすすめです。テキストの問題一回分は30分程度で答え合わせに2~5分、間違えたところの確認や覚えなおすことが1セットなので無理なく練習することができると思います。慣れてきたら一日2セットなど自分で調節していくことがいいと思います。

とにかく試験日まで毎日パソコンに触れる機会を作ってください!

合格基準

  • 1級・2級:知識試験と実技試験の合計得点において得点率70%以上
  • 3級:実技試験の得点において得点率70%以上

受験者数・合格率

  • 累計受験者数:703,475人(2018年3月31日)
  • 合格率:82.2%(2017年度平均)

試験情報

  • 資格種別:民間資格
  • 資格区分:1級、2級、3級
  • 受験資格:なし
  • 試験内容:知識試験、実技試験
  • 試験日:3月中旬、7月中旬、11月上旬
  • 試験場所:全国各地
  • 問い合わせ先:株式会社 サーティファイ 認定試験事務局

試験情報の詳細は「Excel表計算処理技能認定試験の難易度・合格率・試験日など」で解説しています。

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