まずは、ビジネス実務マナー検定のテキストを買って勉強しましょう。
テキストは、ネットなどでも販売されているので、まずは購入してください。(下記参照)
過去の問題なども入っているのもあるので、まずはテキストの問題をどんどん解いてみます。
解いた後に、できなかった部分がどういった分野なのかを確認します。自分の弱点を知る事が大切です。
挨拶が苦手なのか、上司への対応が苦手なのか、挨拶状など文章を書くことが苦手なのか、など自分の苦手な分野をしっかりと見つけて、それを徹底的に勉強し得意分野に変えます。
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ビジネス実務マナー検定の勉強法
社会の中で実践しながら勉強
やはりビジネス実務マナー検定なので、社会人の方は問題がすんなりと入ってくると思います。
訪問先でいつ座ってもいいのか…、名刺はどのタイミングで渡そうか…など普段の社会生活で疑問に思う問題がたくさんでるからです。
実際に社会人になられてる方は、テキストなどの問題を解いてそれを社会で実践していけば、自分に身についていくのでテストでも解答しやすくなるでしょう。
また、学生の方などはアルバイトなどをしていると、その職場でビジネスのマナーを勉強しましょう。
ビジネス実務マナー検定のテキストなどで学んだマナーを実際にその職場でどんどん実践し、同じ職場の人たちのマナーを観察してみても勉強になります。
この人はビジネスマナーをしっかりと身につけているな…、この人はビジネスマナーを身につけられていないな…などビジネスマナーを勉強しているからこそ分かることがあります。
そういうビジネスマナー視点での観察で、マナーの常識をどんどん覚えていきます。
また、1級の試験は面接があるので社会生活での実践はとても大切です。
社会生活の中で、話すときはしっかりとした口調で話す、相手にわかりやすく話す、いい印象を与える身だしなみをする、などの訓練を日ごろからしておきましょう。
それが自分の常識となると面接だけではなく、実際に社会でとても役に立ちます。
同僚と空いた時間に…
休み時間などを利用して、同僚などとビジネス実務マナー検定の問題を出し合いましょう。
この検定は、社会で役に立つので仕事場で同僚とマナーを確認しあうことで、問題の解答が頭に入りやすくなります。
実際に仕事で役に立つことなので、職場のマナーの向上につながり、正しいマナーを身につけた人が増えると自分も正しいビジネスマナーが身に付きます。
結果、試験で正しい回答を導き出すことができます。
学生の方などで、アルバイトをされてない方は働いている友達からマナーでの失敗談やビジネスマナーが出来ていない人と仕事をして不快に思ったことなどを聞いてみてください。
実際に社会の中でのマナーに関する話を聞くことで、ビジネスマナーの勉強が頭に入りやすくなります。
テキストの紹介
ビジネス実務マナー検定のテキストをいくつかご紹介します。
ビジネス実務マナー検定1・2級実問題集
ビジネス実務マナー検定1・2級の過去の試験にでた問題集です。過去の1・2級の問題の傾向を知る事ができます。
ビジネス実務マナー検定受験ガイド2級
ビジネス実務マナー検定の2級専用のテキストです。2級のみを受験する方は、こういった2級専用のテキストで勉強した方が、2級の試験の傾向をピンポイントで知る事ができます
ビジネス実務マナー検定実問題集3級
ビジネス実務マナー検定3級の過去の試験にでた問題集です。3級の過去の問題の傾向を知る事ができます。
実問題集(過去の検定で出された問題)の本は、いろんな年の問題集がほかにもだされていますので、出来るだけたくさんの過去の問題を知るためにもいろんな年の問題を解いてみた方がいいでしょう。
通信講座の紹介
ヒューマンアカデミーの通信講座(たのまな)では、ビジネス実務マナー検定(2級、3級)の対策講座をわずか12,960円(税込)で受講することができます。
しかも、講座の中には秘書検定(2級、3級)の対策講座もセットになっているので、ビジネス実務マナー検定の受験を目指す方だけではなく、これから就職を目指す学生さん、転職を考えている社会人にも役に立つ講座になっています。
受験者数・合格率
2018年6月【第55回】
区分 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
1級 | 65人 | 41.5% |
2級 | 1,324人 | 60.1% |
3級 | 2,981人 | 60.3% |
難易度(勉強時間)
上記の合格率を見てもらえれば分かりますが、やはり1級は合格率から見ても難しそうです。受験者数も、2級・3級から比べるととても少ないです。
3級で約150時間、2級で約250時間、1級で約400時間の勉強時間が必要と言われています。
しかし、1級の場合は、面接などが入りますのでそれは別に練習しておく必要があります。マナーに自信がない、社会にまだ出たことがない方などは、3級から受けた方がいいでしょう。
1つでも、履歴書に書ける資格があった方がいいので確実に受ける方向から試験を受けていった方が良さそうです。
ビジネス実務マナー検定の資格を3級・2級と合格したら1級までとっておけば、就職活動に大いに役に立つでしょう。
試験内容
- 1級:筆記試験(記述式)
- 2級・3級:筆記試験(択一式、記述式)
合格基準
筆記試験、実技試験共に60%以上の得点率
試験情報
- 資格種別:民間資格
- 資格区分:1級、2級、3級
- 受験資格:なし
- 試験日:6月、11月
- 試験場所:全国各地
- 問い合わせ先:公益財団法人 実務技能検定協会