ビジネス会計検定の独学勉強法【試験対策・テキスト・勉強時間など】

まずは「ビジネス会計検定 公式テキスト」と「ビジネス会計検定 公式過去問題集」を入手しましょう。

そしてテキストと問題集を最初のページから最後のページまでざっと眺めます。内容は理解できなくても構いません。どんな用語や言い回しが出てくるのか、どのような問題が出題されているのか、まずはそのイメージを大まかにつかむだけで大丈夫です。

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目次

ビジネス会計検定の勉強法

会計知識ゼロから勉強をスタートした場合、このテキストだけを頼りに勉強を進めていくことは難しいと思います。ビジネス会計検定はまだ歴史も浅く、テキストの完成度もそれほど高くないため、なおさらです。

テキストを開いてまったくついていけなかったとしても落ち込まないでください。というわけで、まずは基礎知識を身につけるところから始めます。遠回りに見えるかもしれませんが、長期的に見ればこのほうが確実です。

それに基礎知識があると後々の勉強が格段に楽になります。最初に天野敦之の『』と『』を読みます。

会計の知識がまったくなくても読める、とてもわかりやすい本です。

イラスト付きで、余白が多く読みやすいところもポイント。といっても決してレベルは低くなく、幅広いトピックを掘り下げてくれます。

株式会社の仕組みから始まって、最後は連結財務諸表や税効果会計といったやや専門的なトピックにまで話が及びます。ページ数はどちらも300ページほど。

10時間くらいあれば両方を通読し終わると思います。まずはこの2冊で会計の基礎知識をつけましょう。次に読むのは國貞克則の『財務3表一体理解法』と『財務3表一体分析法』です。実際に財務諸表を読み解いていくのがこの本の趣旨。

バランスシート・損益計算書・キャッシュフロー計算書の3つをリンクさせて読む独自の手法が、非常にわかりやすいです。

ある程度の会計知識が要求されますが、上記の天野敦之の本を読了していれば問題なくついていけます。新書なので値段も安く、学習のしやすさという点からみてもおすすめの書籍です。

ビジネス会計検定は財務諸表を読み解く力をためす試験ですから、この2冊はかならず読みこんでおきましょう。8時間くらいで2冊を読み終えることができると思います。

さて、天野敦之と國貞克則の本を4冊読んで基礎知識をつけました。そうしたらもう一度公式のテキストに戻り、今度はちゃんと通読してみましょう。

すらすらと読めるようなテキストではありませんが、最初に開いた時と比べて格段に理解できる箇所が増えていると思います。すべて理解しようとせず、とにかく最後まで読み通します。

そして、最後に過去問を入手します。過去問は繰り返しなんども解いていきましょう。実はここが試験勉強の肝です。

はじめて挑戦したときにわからない問題がたくさんあっても落ち込む必要はありません。今の自分にできない問題を探すために過去問を解くわけですから、むしろ収穫として受け入れましょう。

できなかった問題は解説を読み、必要ならテキストを参照しながら、解けるようにします。間違えた問題はとくに繰り返し解きましょう。

問題とその解法を暗記してしまうくらい繰り返すのが効果的です。計算問題の解法では公式を丸暗記してしまいましょう。理解できるに越したことはありませんが、丸暗記でも十分対応可能です。丸暗記しておけば、後から理解できるようになっていたりもします。

もう一度強調しますが、過去問を解き、できない問題にぶち当ったらそれを解けるようにする。

この繰り返しが試験勉強で一番重要なところです。できない問題にぶち当たるのは愉快な経験ではありませんが、このプロセスを繰り返せば最短で力がついていきますから、落ち込まずに淡々とこなしていってください。

タロウのアイコン画像タロウ

時間に余裕があるようなら公式問題集の問題も解いてみましょう。とくに過去問に取り組む過程で苦手だと判明した個所を重点的に解くといいでしょう。得意な分野をわざわざ繰り返す必要はありません。

テキストの紹介

  • ビジネス会計検定 公式テキスト
  • ビジネス会計検定 公式過去問題集
  • 財務3表一体理解法
  • その他のテキストを探す

    難易度(勉強時間)

    2級と3級はマークシート方式で、そこまで難しくありません。日商簿記2級・3級と同じか、やや難しいくらいです。

    1級になると論述問題もあり、難易度が跳ね上がります。合格に必要な勉強時間は、会計の知識がどの程度あるのかによって違ってきます。会計知識ゼロから独学した場合、3級なら100時間、2級なら150時間ほどかかると思います。

    1級の場合はさらに時間がかかるでしょう。といっても3級から順番に受けていけば、1級を受ける頃には知識も身についているので、楽になっている面もあるはずです。

    試験内容

    • 1級:筆記試験(択一式、記述式)
    • 2級・3級:筆記試験(記述式)

    合格基準

    • 1級:200点満点で、論述式50点以上かつ全体で140点以上
    • 2級・3級:100点満点中70点以上

    受験者数・合格率

    2019年3月試験【第24回】

    区分受験者数合格率
    1級211人29.4%
    2級1,858人48.0%
    3級3,859人62.4%

    試験情報

    • 資格種別:民間資格
    • 資格区分:1級、2級、3級
    • 受験資格:なし
    • 試験日:3月中旬・9月上旬
    • 試験場所:全国各地
    • 問い合わせ先:ビジネス会計検定試験センター

    試験情報の詳細は「ビジネス会計検定試験の難易度・合格率・試験日など」で掲載しています。

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