二級建築士の独学勉強法【試験対策・勉強時間など】

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二級建築士の勉強法で最も重要なのが過去問対策です。

まずは過去5年分の過去問の選択肢をしっかり理解して覚えてしまうことで、一気に合格のための得点圏まで近づくことができます。

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目次

二級建築士の勉強法

勉強の流れとしては、過去5年分の問題を参考書を見ながらしっかりと確認していきましょう。

この時に、正しい選択肢で出題された問題の内容も確認しながら覚えていくようにします。数字などを変えて、誤りの選択肢として出題される可能性もあります。

5年分の過去問が一通り終わったら、参考書を通読していきます。

過去問で勉強しているので、要点や重要な部分がかなり理解しやすくなっていると思います。

二級建築士は年々過去問の比重が少なくなってきていることもあり、新傾向の問題に対応するためにもこの参考書の通読は大切な学習となります。

全てを覚えようとしても無理があるので、見たことがないような内容を流して読むようにします。

参考書の通読が終わったら、再度過去問をやり、内容の定着を図ります。

それが終わったところで、最新の年度の問題集に取り組みます。過去問と参考書で勉強した後であれば、かなりの得点が取れることがわかると思います。

そこで分からなかった問題や間違えた問題は、参考書や問題集の解答を見ながらしっかり理解して、覚え込んでいきます。

建築士の試験の特徴的な部分として、法規があります。

法規は法令集を持ち込んでの回答が可能なので、最新版の法令集を購入して、試験までに作り込んでいく必要があります。

ただし、法令集への書き込みが可能な内容は決められているので、その範囲で自分なりに引きやすい法令集としなくてはなりません。

また、法令集のインデックスは必須です。インデックスをつけた状態の法令集で、過去問を5年分しっかり解いていきます。

ただし、法規の場合は覚える必要はなく、この内容はここを引けば良いということを体に覚えさせるだけで問題ありません。

法規の場合、答えはすべて法令集にあります。時間さえあれば必ず解けます。しかし、試験の緊張感の中で素早く答えを探し出すためにはやはり繰り返しの練習が重要です。

いかに早くひくことができるかが勝負の分かれ目になるので、問題を解きながら、感覚的に引けるようになるまで勉強をしておきましょう。

製図に関しては実務をやっていない人にとっては敷居が高いかもしれませんが、過去問を何度もトレースしておくことで、合格に必要な内容はクリアできます。時間内にしっかり描ききれるように、何度も練習をすることが大切です

二級建築士のテキスト紹介

二級建築士のお勧めテキスト・参考書・問題集・過去問を紹介

受験者数・合格率

2018年

区分受験者数合格率
学科試験19,557人37.7%
設計製図試験10,920人54.9%
総合25.5%

難易度(勉強時間)

二級の問題は年々新傾向のものが増え、難易度も上がってきています。以前、一級で出た問題が二級建築士の問題として出題されることも増えてきました。

人によっては、1.5級程度の難易度だという人もいるほどです。

しかし、毎日2時間程度勉強をすれば、三ヶ月程度で十分合格県内の学力をつけることができます。

二級はまだ過去問対策が十分に通用する内容であり、新しく出た問題も次の年には過去問対策でカバーできます。

製図の試験は学科が終わってからでも十分間に合いますので、学科までの三ヶ月間はみっちり過去問対策をしておくようにしましょう。

※あくまで目安なので個人差はあります

試験内容

学科試験五肢選択:100問/6時間建築計画、建築法規、建築構造、建築施工
設計製図試験1課題/5時間事前の公示課題で設計製図を行う

合格基準

  • 学科試験:100満点中(100問)、およそ58~60点以上
  • 設計製図試験:二級建築士として備えるべき「建築物の設計に必要な基本的かつ総括的な知識及び技能」を有することを認められたもの

試験情報

  • 資格種別:国家資格
  • 資格区分:なし
  • 受験資格:あり
  • 試験日:7月(学科試験)、9月(設計製図試験)
  • 試験場所:全国47都道府県
  • 問い合わせ先:公益財団法人 建築技術教育普及センター

試験情報の詳細は「二級建築士試験の難易度・合格率・試験日など」で掲載しています。

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