土地活用プランナーの独学勉強法【協会の担当者に執筆して頂きました】

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土地活用プランナーは内閣府所管の「公益社団法人東京共同住宅協会」が認定しており、一般の民間資格と比べて高い公益性を有しています。

2015年に誕生した比較的若い資格ですが、実務的な内容も多く盛り込まれており、「土地活用の専門資格」として、不動産・建築業界にお勤めの方を中心に受験されています。

タロウ

こちらの勉強法は、試験を実施している「公益社団法人東京共同住宅協会」の担当者様に執筆して頂きました!

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目次

土地活用プランナーの勉強法

試験は協会の発行する公式テキスト「土地活用プランナー養成講座」から出題されます。

テキストを読み込み独学で勉強するほか、LEC東京リーガルマインドの通信講座(WEBまたはDVD)を受講することも可能です。

土地活用プランナーの試験範囲は広く、テキストもかなりのボリュームになるため、独学の場合はそれなりの学習時間が必要となります。通信講座で学習の要点を絞り、また、ご自宅で空き時間を利用し効率よく学習を進めることで、試験合格への近道となります。

なお、2019年2月に開催された試験では、通信講座受講者の合格率が95%という高い実績を誇っています。

土地活用プランナー認定試験対策講座の詳細

また、テキストには土地活用まつわる内容が中心となっており、宅建試験とも重複する内容も多く含まれます。

宅建を受験される方はダブル受験することで、両方の資格の学習が一度にできるため、効率的に資格を取得することが可能です。

テキストの紹介

テキストは書店での販売はしていません。「土地活用プランナーの公式ホームページ」または、「LEC東京リーガルマインドの通信講座」とセットで購入することができます。

ちなみに、2019年9月試験向け土地活用プランナー認定試験対策講座の詳細は5月中にご案内の予定です。

テキストには、マーケティング、プランニング、事業収支計画、税務・法務知識、権利調整など、土地活用プランナーとして必須の知識が多岐にわたって丁寧に解説されています。

試験対策的な内容だけでなく、実務的な内容も多く含まれているため、「試験に合格したらもう必要ない」のではなく、「合格後も役立つ」テキストとなっています。

なお、2018年度までは上下巻計2冊だったテキストが、2019年度版から1冊にまとまり、更に勉強しやすくなっています。

難易度

2018年度の合格率は72.8%であるので、合格率は高い試験と言えます。

しかし、受験者の大半が実務経験者のようですので、試験自体の難易度が低いと油断するのは早計と言えます。

2019年4月現在では、過去問や問題集の販売はしていないようですが、試験問題やテキストのサンプルが公式ホームページに掲載されていますので、参考にしてみてください。

試験内容

  • 筆記 (マークシート四肢択一形式)
  • 試験時間:60分
  • 問題数:40問

合格基準

前回の試験との平均点の差を、原則の合格基準点である24点から調整し決定

受験者数・合格率 (2018年度)

  • 受験者数・・・478名
  • 合格者数・・・348名
  • 合格率・・・・72.8%

意識するとよいこと

基本的にテキストから出題されますが、社会人として常識的な範囲での時事問題や、市場動向、トレンドなど、土地活用プランナーとして知っておくべき事柄は、常に意識しておく必要があります。

単に丸暗記するというより、テキストを深く読み込み、しっかりと理解して自分の中に落とし込んでいくような勉強方法が効果的です。

試験情報

  • 資格種別:民間資格
  • 資格区分:なし
  • 受験資格:なし
  • 試験日:年2回(2月、9月)
  • 試験場所:札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡
  • 問い合わせ先:土地活用プランナー受付センター

試験情報の詳細は「土地活用プランナーの難易度・合格率・試験日など」で掲載しています。

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