勉強に集中できる食べ物とは?

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勉強を能率よく行いたい気持ちは誰でも強いと思います。それを助けてくれるものがあれば、是非利用したいですね。

勉強はダラダラと長時間続けるよりは、短時間でも集中してやる方がはかどると言われます。

でも、その集中力を持続するのはなかなか難しいですね。

少しでも集中力を持続させる効果がある物があるなら、試してみたいところです。

そこで、ここでは集中力を高めると言われる食べ物をご紹介したいと思います。

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目次

集中力を付ける栄養素とは?

一般に集中力を高めると言われる栄養素は、DHAとEPA、テオブロミン、アミノ酸、レシチン、低GI食品(GIとは、炭水化物を食べた後の血糖値が上がる速さを示す値の事)です。

これらの中には、集中力の他に記憶力を向上させる物もあるのです。

短時間で一気に覚える事を助けてくれるのが嬉しいですね。

DHAとEPA

DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)は、健康サプリとしてよく耳にする名前だと思います。

さば、鰯、サンマ等の青魚の油に含まれている成分で、中性脂肪を下げ、血液をサラサラにする効果があります。

このDHAとEPAには「チロシン」というアミノ酸が含まれており、このチロシンが脳でアドレナリンの生成を促すので、記憶力や問題解決能力を高めてくれます。

つまり、脳の働きを活発にしてくれると言う訳ですね。

サンマや鯖は缶詰なら手軽に摂取できるので、時間が無い時は缶詰を食べてもOKです。

テオブロミン

テオブロミンも脳の働きを良くして、集中力と記憶力を高めてくれます。逆に、テオブロミンが不足すると判断力が鈍ります。

テオブロミンはカカオに含まれているので、チョコレートを食べたり、ココアを飲んだりすると摂取出来ます。あまり甘いチョコレートよりは血糖値を緩やかに上げるビターチョコがお勧めです。カカオの割合が多いチョコレートなら、1欠けで充分です。普通に売られている板チョコなら1/3も食べれば充分です。

ただ、残念ながらチョコレートの効果は持続時間がとても短いのです。ですから、疲れて集中出来なくなった時の短時間のお助け食品として利用しましょう。

アミノ酸

アミノ酸は集中力の持続性を保ちます。

アミノ酸は魚や鶏といった良質なたんぱく質が体内で分解されて出来る物質です。

ダイエットをしている人は、食べないダイエットでは無く、栄養バランスを考えた食生活を心掛けましょう。たんぱく質が足りないと身体も弱くなりますし、脳の動きが鈍くなってしまいます。

脳の為にもアミノ酸は大事な栄養素です。

レシチン

レシチンは集中力をアップするだけでなく、脳内の情報伝達物質に欠かせない成分です。その為、記憶力・判断力・認識能力をも高める働きもします。

レシチンは卵黄やピーナッツに多く含まれています。

特にピーナッツは記憶力を長期間持続させるのが特徴です。又、ピーナッツは血糖値をゆっくり上げるのが長所です。

血糖値が急激に上がると眠気が起こってしまうので、勉強中や試験前は甘過ぎるものを多量に摂るのは止めましょう。

低GI食品

先述の通り、血糖値が急激に上がると眠気が出たり、血糖値が下がる時にイライラする事もあり、集中するどころではなくなってしまいます。勉強前にそのような食べ物を摂るのはお勧め出来ません。

勉強前の食事には、血糖値が緩やかに上がる低GIの炭水化物を摂るようにしましょう。

低GI食品として、白米より玄米、食パンよりライ麦パン、うどんより蕎麦に変えてみると、血糖値が上がる速度が緩やかになり、集中力が高まります。

最後に

集中力や記憶力を活性化させる食べ物を幾つか挙げました。

これらの中には、チョコレートのように、ここぞという時に食べるものもありますが、普段から栄養バランスの取れた食事を腹八分目で頂く事が、眠くもならず勉強にも良いと思います。

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