ここでは教員採用試験の「筆記試験対策」「実技試験対策」「面接試験対策」をそれぞれ説明していきます。
スポンサーリンク
教員採用試験の勉強法
筆記試験対策
一般教養や教職教養は毎年どこでも同じような問題が出るので、教員採用試験向けのシステムノートや問題集を使って基礎を固めるといいです。
市販されているものは大きいので、いつも持ち運べるような大きさのノートにまとめるといつでも読み返せるので便利です。
書くことで記憶に残るし、図なども自分で描いてまとめるとよいでしょう。差し替えができるようなものだと必要な箇所だけ持ち出せたり、苦手なところだけまとめたりすることができます。
専門科目については出題範囲が広いですが、専門雑誌や予備校などのチラシで出題傾向をまとめているので参考にするとよいでしょう。
地方によって出題傾向が決まっていたり、地元ネタを盛り込んでくることもあるので、受験地の過去問を解いたり、地方紙の教育面にも目を通しておくようにしましょう。
時事ニュースは、自分はどう思うかなど常日頃から考える意識をもっているとよいです。
勉強時間については、朝は一般教養、通勤通学時間は教職教養など、時間を決めて勉強するとメリハリがついてよいです。
本番の試験は一日がかりなので、週末など、時間が取れるときは試験時と同じようなタイムスケジュールで過去問を解いてみるとよいです。
机上の勉強に飽きてしまったら、漫画やインターネットをしながらの勉強もお勧めです。
歴史は史実漫画や大河ドラマを見ると人間関係や歴史的背景がわかりやすいし、化学の実験などはインターネットの動画で見てみると一目瞭然です。
小学校の唱歌はCDを聴きながら作詞者などをイメージすると印象に残ります。
実技試験対策
関東はほとんどありませんが、地方では1次試験で実技が必要なこともあります。
ピアノなどはすぐにうまくなるわけでもないので、普段からの練習が必要です。
また、模擬授業などを行うことがあるので指導案の書き方や進め方についても練習が必要です。
在学生であれば教授や友人、在職者であれば上司に指導してもらうといいです。
面接試験対策
受験の動機や教育実習の内容など、在学生でも答えられることもありますが、だいたいは教育現場のことを聞かれます。
こういう生徒がいたらどうするか、親にこう言われたらどうするかなど、常日頃から考えておく癖をつけておくととっさの質問にも答えやすくなります。
これも上司などに模擬面接をしてもらうと自分の苦手な部分がわかります。
自分で問題集を作って友達と出しあいっこをすると、お互いの苦手な部分などがわかり、弱点の克服にもなります
テキストの紹介
難易度(勉強時間)
試験自体の難易度は全国的に変わりませんが、受験する地方自治体や教科、年度によって倍率は大きく異なります。
例えば小学校教諭であれば関東が3倍であるのに対し、地方が20倍ということもあります。
講師や教諭の経験があれば翌年の試験免除などがあるので、どこでどのように受けるかも考えておかなければいけません。
勉強時間については、倍率が高いため、試験が終わった後にはもう次の試験勉強を始めている人が多くみられます。
いつまでにこの問題集を終わらせるといった具体的な計画を立てると、より集中して勉強に打ち込めます。