賞状書士のおすすめ通信講座 (たのまな・ユーキャン・がくぶん)3講座を徹底比較

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賞状書士の技術を身につけると、仕事に活かすことができるのはもちろん、日常的にもキレイな字が書けるようになるでしょう。

冠婚葬祭などの場面で自分の名前を書くとき、美しい字が書けると大人としての品格も上がりますよね。

せっかく新しいことを始めてみるなら、キレイな字も副収入も一緒に手に入れられるスキルを学んでみませんか?

このページでは、賞状書士に必要な資格取得を目指せる通信講座「たのまな(ヒューマンアカデミー)」「ユーキャン」「がくぶん」の3つを比較。

各通信講座の特徴や気になる受講費用・標準学習期間・添削回数を比べてみました。賞状書士について気になっている方、目指している方はぜひ参考にしてみてください。

2020年1月21日時点の情報

目次

通信講座の比較

受講費用

たのまな29,000円(税込)
※実務実践編 教材コース
ユーキャン38,000円(税込)
※ライトテーブルなし
がくぶん39,900円(税込)
※用具つき教材・指導コース

どの通信講座も同じような価格でしたが、中でも受講費用が安かったのは「たのまな」でした。

3講座とも賞状書士に必要な道具がついているので、追加で道具を購入しなくても学習を始められるのは良いですね。

金額で比べるのが難しければ、教材の内容や付属の道具といったラインナップを見てみるのも良いでしょう。

標準学習期間

たのまな6ヵ月(実務編)
12ヵ月(実践編・応用編)
ユーキャン8カ月
がくぶん8カ月

最も長かったのは「たのまな」の実践編と応用編でした。

全ての講座で学習期間を延長することができます。

たのまなでは6カ月延長で1年、さらに延長(有料)6カ月で1年6カ月、ユーキャンでは16カ月延長で2年間、がくぶんでは6カ月延長で1年2カ月間、無料延長ができます。

万が一仕事や家庭の事情で学習ペースが遅くなっても、期間が無料で伸ばすことができるのはありがたいですね。

逆に早く資格取得を目指している方は、短期間で設定されている通信講座を選ぶのがオススメです。

添削回数

たのまな6回
ユーキャン8回
がくぶん6回

添削回数が多かったのは「ユーキャン」で8回でした。

一人で学習を進めるのが基本となる通信講座でも、講師にチェックしてもらえる回数が多いと安心できますよね。

プロの講師による指導で少しずつ自信を身につけていくと、勉強へのモチベーションも上がっていくでしょう。

通信講座の紹介

たのまな(ヒューマンアカデミー)

コース一覧
  • 賞状技法士養成講座(実務編 準3級対応)
  • 賞状技法士養成講座(実践編 3級対応)
  • 賞状技法士養成講座(応用編 2級対応)

たのまなでは「実務編」「実践編」「応用編」の3つのコースがあり、それぞれで「教材コース」「教材コース+筆力アップDVDコース」「教材コース+DVD学習コース」の中から選択することができます。

「知識」「細字(文字を書く)」「賞状」の3つの分野ごとに、基礎から学ぶことができるたのまなの通信講座。楽に、しっかり技術が習得できるようにカリキュラムが組まれています。

本格的な道具や種類豊富な教材ラインナップで、初心者でも安心してスタートできると評判です。

資格取得をサポートしてくれる「日本賞状技法士協会」は、賞状書士専門の教育機関。27年以上、過去に10万人もの修了生を輩出している歴史ある協会によるバックアップがあるのは頼もしいですね。

資格認定を受けると、日本賞状技法士協会の毛筆人材として登録が可能。大手百貨店やホテル、官公庁や企業などからの依頼内容・個人のスキルに応じて、仕事を紹介してもらうことができます。

道具

  • 特製小筆 2本
  • 羅紋硯(らもんけん) 1面
  • 墨(油煙墨) 1個
  • 水差し 1個
  • レイアウト用方眼スケール 1本
  • 鉛筆(2B) 1本
  • 消しゴム 1個
  • 書道箱 1個

賞状書士に必要な道具がしっかり揃えられており、教材が到着したその日から勉強を始められます。

筆・硯といった一つ一つの道具は担当講師のお墨付き。自ら道具を買い揃えなくてもいいのは嬉しいですね。

教材(実践編)

  • メインテキスト「賞状技法講座 その書き方」 1冊
  • サブテキスト「学習の手引き」 1冊
  • 賞状手本 1冊
  • 添削課題用手本 1冊
  • 賞状本紙(縦書用・A3版)
  • 賞状練習帳
  • 書写・基本点画合併練習帳
  • 細字技法練習・提出帳
  • 付録教材「割付けとその書き方」
  • 辞令・掲示文・委嘱状・履歴書・挨拶状 編
  • はがき・年賀状・洋封筒・和封筒 編
  • 胸章・席札・胸札・表札・のし・贈呈目録 編

充実したラインナップの教材がセットになっているのも、たのまなの通信講座の魅力のひとつ。

よく使う文字が収録されたお手本にしやすい練習帳から、実寸大の封筒・のし袋などの書き方・割り付け方を学べる付録教材まで、まさに至れり尽くせりのラインナップです。

別途「筆力アップDVDコース」と「DVD学習コース」がそれぞれ用意されています。

口コミ
  • 課題が多く大変ですが1年間の期間が設けられているのであせらずじっくりと取り組んでいます。多くて大変な反面、やりがいも感じられます。添削ではたくさんのダメ出し(笑)をいただいて落ち込むこともありますが、これをバネに頑張ろうという気持ちにもなります。質問も受け付けていただけるので、助かっています。

公式サイト先

ユーキャン

コース一覧
  • 賞状書法講座(ライトテーブル付き):47,000円
  • 賞状書法講座(ライトテーブル無し):38,000円

経験豊富な講師陣による添削指導でスキルを伸ばしていくユーキャンの通信講座。

キレイな字を書くコツを一つ一つ丁寧にアドバイスしてくれます。苦手分野や自身でも気づけなかった欠点を親身に指摘してくれるので、合格に向けて着実にステップアップできそうですね。

また、ユーキャンの受講生のみが利用できる「学びオンラインプラス」を使えます。勉強中に疑問が出てきたら質問メールを送ったり、講師陣による解説動画を見たりとサービスを受けることができるため、一人での学習も心配ありません。

教材

  • テキスト3冊
  • ライトテーブル(ライトテーブル付きを選択した場合)
  • 人名・地名手本集
  • 練習帳3冊(1.賞状文字用/2.縦書き用/3.横書き用)
  • 添削課題提出用紙
  • その他(三角定規2枚組、弱粘性テープ、腕枕(わんちん)、方眼用紙(20枚)、ボールペン(赤))
  • 割り付け用紙集
  • 賞状用紙「山桜」

賞状書士に必要な道具が最低限揃えられているユーキャンの教材。人名や地名が収録された手本帳や、ライトテーブルと一緒に使うことで簡単に賞状が書ける割り付け用紙集など、すぐに勉強を始められる内容です。

テキストのお手本をなぞりながら賞状文字の基本点画を学ぶことで、すぐにコツがつかめるのがポイント。その後テキストを見ながら、文字の大きさ・バランス・行間のとり方などを見て実際に文字を書いて練習することで、実践的なスキルが身につけられるようになります。

口コミ
  • 添削が8回もあったのでとても良かったと思います。添削では自分では気づかなかったクセや欠点を指摘して頂き、今後の課題として取り組むことができました。また、必要な用具が全て揃っているので、わざわざ買いに行く手間もなく助かりました。学習の途中で主人の転勤があり、思うように学習が進められず相談をしたところ最長2年間の延長ができると教えていただきました。このサービスは本当に助かりました。

公式サイト先

ユーキャンの賞状書法講座

がくぶん

コース一覧
  • 実用賞状書士養成講座

実際の賞状見本や文例といったお手本を使って学習できる「がくぶん」。一流師範による朱筆指導で、合格に必要なスキルを着実に身につけられます。

また、講座修了後には就業のサポートを受けることも可能。仕事探しのコツや技術を活用できる場所などがまとめられた「就業の手引き」も貰えたり、がくぶんの公式ホームページにある「お仕事サポートページ」で開業を支援してもらえたりと、資格取得後もサービスが受けられるのは嬉しいですね。

教材

  • テキスト 5冊
  • 原寸大お手本集 2冊
  • 就業の手引き
  • 賞状(現物)
  • 割付け練習帳
  • 添削課題集
  • ほか道具など

がくぶんの教材は、伝統的なペン字・書道指導校である日本書道学院の学院長・石川芳雲先生が監修を担当しています。

長年の経験や受賞歴のある一流のスキルを生かして作られたテキストで、プロのスキルを存分に学ぶことが可能です。

さらに、実践で役に立つお手本は今村南茅先生によるもの。ふたりのプロによるテクニックが詰まったオリジナル教材で、より実践を意識した学習ができるでしょう。

口コミ
  • 仕事をしながらの受講でしたので、とにかく受講期間が長い講座を、と思って探していました。がくぶんでは6カ月の延長ができるとのことで、これなら仕事をしながらでもできると思い申し込みをしました。添削では本当に細かいところまでチェックをしてくれており、頭が下がる思いでした。初回は気を抜いて提出してしまいましたのでとても反省しました。2回目からは、添削して下さる先生を裏切らぬよう、心を込めて真剣に取り組みました。これを始めてからは、何事にも丁寧に取り組むクセがついたように思い、私生活まで指導して頂いた気分です。まだ受講途中ですが、焦らず丁寧に仕上げ、修了を目指します。

公式サイト先

がくぶんの実用賞状書士養成講座

どの講座を選べばいいの?

  • 初心者も安心!充実のラインナップが嬉しい→「たのまな
  • 添削サポートとオンラインサービスを重視するなら→「ユーキャン
  • 一流師範の指導で技法を身につけるなら→「がくぶん

どの通信講座を見ても魅力を感じられますが、「たのまな」は初心者が勉強をスタートするのに最もオススメ。

プロ推薦の道具と細かいところまで配慮された教材で、はじめてさんも安心です。

添削サポートやネットでのサービスが欲しいなら「ユーキャン」、プロのスキルが詰まったオリジナル教材なら「がくぶん」と、それぞれの魅力も確認してみてください。

資格取得への一番の近道は資料請求!?

公式サイトや口コミを見て通信講座を決めるよりも、資料請求を経てから申し込むのがオススメです。

資格を取得するために一番大切なのは、自分の学習スタイルに合った通信講座を見つけること。

「ネットで見てなんか良さそうだったから」「とりあえず安いから申し込んでみよう」と考えずに選んでしまうと、いざ勉強を始めてみたら自分に合わなかった…ということになりかねません。そうなってしまうと費用も時間ももったいないですよね。

資料請求をすることで、各通信講座の内容を詳細に知ることができます。なかには、教材のサンプルが同封されている通信講座も。サンプルを見れば実際の学習内容を把握できるため、通信講座選びに役立てるかもしれませんね。

ネットで気になる通信講座をいくつか見つけたら、まずは資料請求をして金額や教材内容をじっくり比較。その上であなたにぴったりの通信講座を見つけましょう。

賞状書士は活躍できる場面がいっぱい!

実は意外と活躍する場面が多い賞状書士。

  • 表彰状や感謝状といった賞状
  • 招待状や名札の宛名書き
  • 贈答品の表書き
  • 式次第、案内板、目録
  • 認定証書、卒業証書

など、冠婚葬祭の式場や大型百貨店、ホテル、官公庁、企業など様々な場所からの依頼が期待できます。最近では印刷で済ませるところもありますが、やはり手書き特有の温かみは需要が高いのです。

特に、表彰式や冠婚葬祭、パーティーといった大きなお祝い事や行事では、手書きのほうが良いとされていることも。賞状書士は季節関係なく仕事の依頼がくることもあり、安定的な副収入が欲しい方にとってもメリットとなります。

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