講習会に行くのが手っ取り早いという人もいますが、なかなか時間がとれなかったり予定が合わないこともあります。
なので、ひたすらあいた時間に勉強することが大切です。
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DIYアドバイザーの勉強法
まずは、過去問題集を徹底的にやることです。とにかく過去数年の問題を、1度ではなく、反復してやること。
もう問題を覚えてしまうほどに。だんだん出題の傾向やよく出る範囲がわかってきます。また、出題傾向がつかめれば、合格率は約半分とはいうものの、一次試験の合格はさほど難しいものではありません。
それには、やはり、寸前ではなく試験日にむけて余裕をもったスケジュールで勉強をはじめましょう。
仕事などで、まとまった時間机に向かえない、という方は、今時、紙の本の問題集を入手しなくても、ネットで過去問題とその解説のサイトなどがたくさんありますので、そういうところを利用するのも手です。
また、それならスマホなどで移動中に勉強することもできます。
実技に関しては、過去問題を実際の道具を手に本当に自分でやってみることが大事です。
頭の中でやってみても、実際に手を動かすと勝手が違うことも多いものです。
ノコギリやサシガネなど道具に多少の投資は必要ですが、この資格試験を受験する人なら、きっと持っていると思いますし、講習会を受けたりすることを考えれば、道具代など安いものです。
ことに、木工の組み手に関しては、ほぼ毎回出題されているので、必須の基本実技として、練習しておくとよいでしょう。
また、日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会(DIYアドバイザー資格試験の実施元)が発行している「DIYアドバイザーハンドブック」および「DIYアドバイザーハンドブック〈技能編〉」は、ぜひ入手し、手隙の時には完全に目を通しておくことをお勧めしたいと思います。
過去問題で解らないことがあった場合や、復習をするのにも必須です。
また、道具のことだけでなく、木材や建材、左官、電気工事やガス工事、塗料や金物のことなど、法令、住宅の構造についての資料など、この資格試験に必要な内容が網羅されています。
試験のためだけでなく、今後DIYをする際にも、きっと役に立つ一冊になるはずです。
実際にホームセンターや建材店などに出向いて、実際に商品を手に取り、説明書きや原料など、商品内容を確認したり、これは何に使うものか?どういう時に使ったらよいのか?などと考えてみる時間をもつのも、良い勉強になります。モデルハウスや建築中の家などの見学をするのもよいでしょう。
DIYアドバイザーのテキスト紹介
先ほども言いましたが、「DIYアドバイザーハンドブック」および「DIYアドバイザーハンドブック〈技能編〉」の2つを購入して勉強することをお勧めします。
アマゾンなどでは販売していませんので、試験実施団体「一般財団法人 日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会」のHPから直接購入して下さい。
受験者数・合格率
2018年
– | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
一次試験 | 1,165人 | 45.8% |
二次試験 | 762人 | 60.0% |
最終合格率 | – | 32.8% |
難易度(勉強時間)
本当に一生懸命勉強するのであれば、1ヶ月もあれば十分です。
と言っても、年に1度のチャンスですし、試験の日程はずいぶん前もってわかるはずなので、余裕をもったスケジュールで始めるのが良いです。
とくに過去問題やテキストの勉強は、手隙の時に少しずつ、という状態でもできますが、実技の勉強をしっかりとやるには、まとまった作業時間が必要ですので、夏休み、仕事の休日などの予定を頭に入れたうえで取りかかることが大切です。
試験情報
- 資格種別:民間資格
- 資格区分:なし
- 受験資格:18歳以上
- 試験内容:筆記試験(一次試験)、実技・面接試験(二次試験)
- 試験日:8月(一次試験)、11月(二次試験)
- 試験場所:東京、大阪など
- 問い合わせ先:一般財団法人 日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会