第96回までは旧課程(4年制)のため問題の難易度が全く違うため、それ以降のものを選びましょう。
たま、新薬が毎年出題されるため、最新版を購入することが大事です。
複数教科があるが、全て同じシリーズで買う方が形式が同じで扱いやすいです。
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薬剤師試験のお勧めテキスト
薬剤師国家試験対策参考書 青本
薬剤師国家試験全体を網羅しています。図が豊富で見やすい。使っている色が少ないため、マーカーやかきこみが映えて、自分好みにカスタマイズすることができます。
丸ばつ問題や、良問の過去問題が数問載っている。解説→問題→解説の順で記載されているため、読みやすいです。紙質がつるつるで破れにくいですが、シャープペンシルでの書き込みには向いていません。
市販の薬剤師国家試験参考書の中では一番難易度が高く細かいことまで記載されています。導入というよりは、ある程度ベースがあるひとが使う参考書です。
薬がみえる
国家試験と直接関係のある参考書ではなく、知識をつけるための本です。薬理、薬物治療学をまとめた本。国家試験に特化している本ではないため、問題や過去問題の記載はありません。
オールカラーで図が多く視覚的に勉強できます。薬剤師国家試験に大切な薬の知識がつくだけではなく、病理についての知識も深まります。
資格取得後も長く使用できるほど知識量、記載量が多くボリュームがあります。勉強時間が少ない方はオススメしませんが、医療知識が視覚的につき、覚えやすいためオススメです。授業と並行して使用することをお勧めします。
今日の治療薬
こちらも国家試験対策本ではありませんが、いま使用されている薬がほぼ全て記載されています。辞書として使用します。
近年は、新薬が何問か出題されるため、新薬の作用機序や特徴を学習するのにオススメです。また、ブルーレターや禁忌も頻出のため、この本を隙間時間にペラペラ見て学習します。
薬剤師試験のお勧め問題集や過去問の紹介
薬剤師国家試験既出問題集(回数別)
本の大きさが小さく、持ち運びに便利です。1ページ1問のため、見やすいです。付箋をつける際も、混同せずにすぐに対象の問題はわかるため、使いやすいです。
解説はシンプルですが、的確な文章で無駄な時間を使いません。勉強時間が少ない人や、過去問題だけをサクサクこなしたい方に向いています。
しかし、これを使用する際は、手元に参考書がないと理解できなかったり、やりがいがないと感じことがあります。何度も問題を解くだけの方にはおススメです。アウトプット専用です。
薬剤師国家試験既出問題集(領域別)
回数別の問題集と同じ大きさです。持ち運びに便利です。教科別のため苦手な分野だけ購入可能です。過去問題のほとんどを網羅しているため、問題の傾向がつかみやすいです。
旧課程の問題は難易度が低いにもかかわらず記載がありますが、良問であったり、基本的な必須事項であったりするので、侮れません。1ページ1問のため、見やすいです。
空白スペースが多いため、付箋を貼ったり、書き込みしたりとカスタムして自分オリジナルの問題集にすることができます。紙質もザラザラしていてシャープペンシル使用できます。
しかし厚みがあるため、移動時間や隙間時間にも容易に使用できます。しかし、これを使用する際は、回数別と同様で手元に参考書がないと理解できなかったり、やりがいがないと感じことがあります。
何度も問題を解くだけの方にはおススメです。アウトプット専用です。また、過去問を領域別にまとめているだけなので、過去問題集を用意している人には全く必要ありません。
薬剤師国家試験ステップアップ式過去問題集
回数別の過去問題集です。本の大きさが大きいため、持ち運びは不便です。しかし、過去問題の解説はとても丁寧で別に参考書を手元に用意する必要がないくらい親切な解説と記載量です。
過去問題に関連する問題や丸ばつ問題の記載があるため、知識をアウトプットするのにとても向いています。さらに、関連する解説を穴埋め式で記載されているため深く網羅することができます。
紙質はツルツルのため、書き込みにはあまり向いていません。また、過去問題だけをハイペースでやりたい方にも向いていません。過去問題以外の情報量が非常に多いです。
参考記事 薬剤師の独学勉強法