福祉住環境コーディネーター検定2級のテキストを選ぶ際のポイント。
福祉住環境コーディネーター検定の試験は公式テキストに準拠する問題が多く出題されます。法制度等の改正により改訂版が出ることがあるので、勉強の際には常に最新版の資料を使うようにしましょう。
2020年5月時点では、公式は改訂5版が最新となります。
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福祉住環境コーディネーター検定2級のテキスト・参考書
公式に準拠するなら東京商工会議所の「公式テキスト」
問題はこの公式テキストをもとにして出題され、場合によってはこのテキストの文と同じような問題もあります。なので、このテキストさえ網羅することができれば、合格はほぼ間違いなしとなるでしょう。
また、試験終了の資格取得後は、分厚いだけあり内容が充実していて辞書として役立てることもできるために、いざというときの1冊としても持っていて損はありません。
Amazonの商品を紹介していますが、現時点(2020年5月)では定価を超えているので、新品でお探しであれば、楽天ブックス、もしくは東京商工会会議所の公式HPから購入した方がいいです。
ポイントをおさえるなら「U-CANの福祉住環境コーディネーター2級 速習レッスン」
試験まで時間がない、効率よく勉強がしたいなんて方におすすめとなるのがこの速習レッスンです。
公式テキストで膨大な量をひたすら読み込むよりも、ポイントが簡潔にまとめられている市販テキストの方が基本書としては読み込みやすですし、図や表が多く使われているのでわかりやすいでしょう。
過去20回分の分析により得られた頻出データが記載されているところも学習に役立ちます。
すべての項目ごとに学習チェック用の簡易式の○×形式のテストがついているので項目ごとの修得度の確認もかなりしやすくなっています。
更に知識を深めるには「ユーキャンの一問一答&要点まとめ」
同じくユーキャンで出版されている「一問一答&要点まとめ」と合わせての反復学習もいいですね。
なお、「一問一答&要点まとめ」では新書版とコンパクトなつくりになっていて持ち運びに便利なので、通勤や通学などの移動時間、スキマ時間に学習がしやすくなっています。
読みやすさを重視するならコンデックス情報研究所の「福祉住環境コーディネーター検定試験2級重要項目」
大きな文字で読みやすいといわれている元公式テキスト作成委員が監修したテキストです。元公式テキスト作成委員が監修しているので過去問題を徹底的に分析しています。
公式テキスト改訂4版にも対応していてページ数も明記されているので公式テキストとの併用がしやすい内容となっています。
また、赤シートとの対応や一問一答もあるため理解度の確認や試験直前の学習を行うことがこの1冊で可能となります。
福祉住環境コーディネーター検定2級の過去問・問題集
公式に対応するならHIPS合格対策プロジェクトの「福祉住環境コーディネーター検定試験 2級過去問題集」
内容としては過去問題集(6回分)とその答案の詳しい解説となります。
まず、巻頭では各テーマごとの学習の対策やそのポイントおよび必要な用語、直近6回分のうちの項目ごとの出題頻度も確認することができるので、学習計画を立てる際にはこれを目安にして役立てることができます。
解説では、選択肢1個に対してそれぞれ充実したわかりやすい内容が記載されておりどうしてこの選択肢があっているのか、どうしてこの選択肢が誤りなのかと理解できるようになっています。
なので100ページにもわたるものとなっていますが取り外しが可能なので問題を解いたその場で設問と見比べながら正答を確認することができます。
そして公式対応とある通り、対応した問題の公式テキストのページ数まで記載されているので公式テキストとともに学習するにはうってつけの問題集となっています。また、巻末の解答用紙を使用し、実際の試験形式で時間を把握しなら試験に備えてもいいでしょう。
その他、読者特典としてPDF形式のポイント集や音声講義も無料でダウンロードが可能となっています。ポイント集はよくまとめられているので実際に印刷したり、スマートフォンやタブレットにダウンロードすることで、出先で確認、学習することも可能になり、スキマ時間の活用ができます。
音声講義も重要ポイントと直近1回の試験の解説を聞くことができるので一層の理解に役立ちます。
予想模試もするなら「ユーキャンの重要過去問&予想模試」
「速習レッスン」、「一問一答&まとめ」と続き、過去問題集もユーキャンでは出版されています。
こちらは過去に出題された問題(19回分)から161問を厳選しており、テーマごとに頻出されている問題が分かるようになっています。また、赤シートとの対応もあり重要な項目を隠して確認することもできます。
問題集にしては珍しく、図や表も多く記載されているのでこれだけでも理解がしやすい内容となっています。
その他にも本試験を想定して作成された予想模試が2回分も挑戦できるようになっています。過去問題だけでは不安だ、という方には新しい問題にも挑戦できて実際の試験形式にも慣れることができます。
シリーズでそろえて学習していってもわかりやすくていいですね。