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社会保険労務士の勉強法
社会保険労務士試験に合格するには、各科目で基準点を上回らなければいけません。
ですので、労働基準法や厚生年金法など、労働保険と社会保険に関する8つの法律から出題されるのですが、各法律ごとに、最低限必要な得点というのが定められているので、まんべんなく勉強する必要があります。
独学だと厳しいのが現状
社会保険労務士試験は独学で簡単に取得できるほど簡単な試験ではありません。ですので、予備校に通うなり通信講座に通うなりしなければ、合格できるチャンスは限りなく少なくなります。
テレビや新聞で、雇用関係や年金関係などのニュースを耳にすると思いますが、それに準じた問題が出題されたり、法改正なども頻繁に行われるので、独学で勉強する場合だと、それらの情報をリアルタイムでキャッチすることに限界があるので難しいと思います。
通信教育だと、瞬時に情報を入手できるのでその点では安心です。

通信教育の費用は10万円ぐらいはみておこう
テキストの紹介
社会保険労務士試験のテキストや参考書は各会社から多数出版されているので、どのテキストを利用するか迷われると思いますが、個人的にはTAC社労士ナンバーワンシリーズの「ナンバーワン社労士 必修テキスト
」は内容が丁寧に解説されているので、これから社会保険労務士の試験にチャレンジされる方にはオススメできます。
ある程度内容が理解できてきたら「ナンバーワン社労士 過去10年本試験問題集」などの問題集で問題を徹底的にこなしていくことが重要です。
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勉強時間の目安
一般的に1,000時間以上の勉強時間が必要とされています。
毎日平均で5時間勉強しても200日かかる計算になります。余裕を見ても合格するまでに最低でも1年~1年半はみておいた方が良いです。予備校や通信講座を利用すれば、効率よく勉強することができるので、もう少し短い期間でも合格を目指せるかもしれません。
※あくまで目安なので個人差はあります
試験情報
基本情報
【資格種別】国家資格
【資格法令】業務独占資格
【資格区分】なし
【受験資格】学歴、実務経験、資格など
【試験日】8月
【試験場所】全国各地
【受験料】9,000円
【問い合わせ先】全国社会保険労務士会連合会 試験センター
試験概要
試験は5肢択一式(70問)と選択式(8問)で行われる。
合格基準
選択式試験及び択一式試験のそれぞれの総得点と、それぞれの科目ごとに定めます。各成績のいずれかが合格基準点に達しない場合は不合格になります。
受験者数・合格率
時期 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
平成27年 | 40,712人 | 2.6% |
平成26年 | 44,546人 | 9.3% |
平成25年 | 49,292人 | 5.4% |
平成24年 | 51,960人 | 7.0% |
平成23年 | 53,392人 | 7.2% |
平成22年 | 55,445人 | 8.6% |
試験難易度
国家試験の中でも難しい部類に入ります。
よくある質問
独学でも取得可能?
独学での取得は難しく、予備校や通信講座に通いながら合格を目指すのが一般的になります。
通信講座で有名なのがこの4講座です。
社労士試験のおすすめ通信講座(たのまな・ユーキャンなど)を徹底比較
皆さんの勉強法を掲載
合格率10%の国家資格です。二年目で合格したのですが、教材の選び方は大切だと思いました。
一年目は、資格講座でオールマイティな会社のテキストで勉強し、不合格。二年目は、社会保険労務士や税理士に特化した会社のテキスト(資格の大原)で勉強すると、無事合格できました。
誰もが、少しでも早く資格を取りたいと願いますよね。勉強を始める前に、自分にあったテキスト選びをすることが一番の近道だと実感しました。
社会保険労務士の資格は、私もそうだったように、働きながら資格取得を目指す、という方が多いと思います。
限られた時間の中、効率良く勉強するために、やはり、長年の実績とキャリアを持つ専門家にお任せすることが、資格を早く取得するコツだと思います。
一年目は、一部の法律に多く時間を費やしてしまったため時間配分に失敗、受験日までに間に合わない科目もあり、不安を抱えたまま試験を受け、見事に撃沈。
しかし、二年目の通信教育では、きちんとスケジュールを組んで、それに応じてそれぞれの科目をこなしてゆくので、受験日まで、全く慌てることはありませんでした。
資格を、少しでも早く取得するための近道は、通信教育もしくは専門学校に属し、さらに、その資格の取得を得意とする所を選ぶ、ということだと思います。
私は二回目の受験で合格したのですが、一年目は、本屋で独自で選んだ教材を使って勉強していたのですが、全く歯が立たず、翌年は、社会保険労務士の資格取得に強いといわれる専門学校を探し、地方在住のため、その学校に通う事ことは物理的に無理でしたので、そちらの通信教育を利用させて頂き、無事合格できました。
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