栄養士試験の独学勉強法【テキスト紹介・勉強時間など】

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栄養士試験の勉強法について「食品学・栄養学」と「生化学」に分けてそれぞれ記載していきます。

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目次

栄養士試験の勉強法

食品学・栄養学

食品学・栄養学は単語帳を利用し丸暗記します。

分厚い教科書に多くの知識が出てきますが、もちろん出る箇所は限定されてきます。

学生の方であれば、普段受けているテストをとっておき、その箇所は特に間違えないよう暗記。

社会人の方は栄養士試験の過去問にでてきた問題を暗記してください。

それ以外の単語や意味などは単語帳を使用し普段から暗記するよう心がけてください。

実習で食事を作成する際、献立内容は「何に特化した献立なのか」をポイントとしてノートにまとめる

例えば「治療食やソフト食、給食など提供する相手が設定されている献立」と、「行事食など毎旬の食材や行事を設定して作成する献立」とでは、献立内容のポイントが違います。

つまり学ぶべき内容が違うということ。

前者は栄養価等厳しく値が決められています。

見た目やおいしさはもちろん決められた数多いルールの中で献立を作成しなければなりません。

またそのルールを守るには多くの知識と工夫を要します。塩分を減らすためにはどのような味付けが良いのか、少量で鉄分をより多く含む食材は何かなど、献立の立て方も含めてまとめておきましょう

また後者は、前者のような厳しいルールはありません。

食べる相手は「成人」くらいでしか設定されておらず、ルールがあるとすれば文科省で定められている糖質・脂質・タンパク質のバランスや全体のカロリー、塩分量を守ることくらいでしょうか。

重要視しているのは、調理をする際の調理技術・色彩・どのような旬の食材が取り入れられているかなど。

ただ献立を作成するだけでなく、なぜその食材が旬なのか、また行事食である場合その行事が起こった歴史的背景なども学ばなければなりません。

技術と歴史の2点に視点をおきまとめましょう。前者と後者はノートを分けてまとめてください。

そうすれば献立によってどのポイントに絞ってまとめればよいか明確になります。

このような実践的なことは調理をするということに専念しがちですが、試験には実際の職場での調理を想定した問題も出てきます。そこでそのポイントが役に立ちますのでぜひ実践してください。

生化学

生化学で出てくるアミノ酸は必ず「名称」と「構造式」「何(食材)に含まれているか」「身体のエネルギー生成・消費の際どこでどう利用されるか」の4点を暗記しましょう

特に構造式は必ず覚えてください。構造式をそのまま書かなければならない問題も出ます。

これも単語帳を使用すると良いでしょう。

4つめの「身体エネルギーの生成・消費」に関しては暗記も必要ですが、おそらく仕組みを理解しなければ暗記はできません。

まず仕組み・流れを理解したうえで暗記するようにしてください。

栄養士試験のテキスト紹介

栄養士試験のテキスト

難易度(勉強時間)

1日3時間として2年間で最低2190時間程度だと思います。理由としては、私が短期大学で勉強をし、栄養士の資格を取得したため。

2年間という年数はそこからきており、毎日続ければ最低でも2年勉強すれば取得できると考えます。

また、1日3時間という時間は、学校に通わず調理師やパート・アルバイトの方が施設等で働きながら勉強をする場合1日2~3時間が勉強に充てられる時間かなと考えました。

地元の小さな短期大学で勉強をし取得しましたが、難易度として5段階あれば2くらいだと思います。もちろん最低限勉強をしたという前提の下ですが、よく赤点を取る子でさえ試験に合格していました。

(ちなみに学科45人中全員免許を取得できました)

そのため難易度としては高くありませんが、暗記だけで点数を稼げる問題も多いのでその点は頑張って勉強をしていただきたいと思います。

試験情報

  • 資格種別:国家資格
  • 資格区分:なし
  • 受験資格:あり
  • 問い合わせ先:一般社団法人 全国栄養士養成施設協会

試験情報の詳細は「栄養士試験の難易度・合格率など」で掲載しています。

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