焼酎きき酒師試験の独学勉強法【テキスト紹介・勉強時間など】

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飲食に関する資格認定を行っているNPO法人FBO(料飲専門家団体連合会)に加盟する講師が主催する講座に参加しながらの勉強となります。

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目次

焼酎きき酒師の勉強法

講義を月数回受けつつ、講師が作成したテキストを元に学習していきます。講義は必ず必要となります。

何故ならば、試験に実技が含まれているからです。

焼酎に関する事は勿論、飲食にまつわる陰陽学(マクロビオティスクなど)も含めて学び、習得しなければなりません。お酒と食べ物の組み合わせも重要な試験範囲です。

実技試験の際に「この焼酎に合う鰈の料理はなんですか?」などと質問をされます。お酒プラス料理についてもある程度の知識が要求されるので、食についてもよく学習しておく必要が有ります。

この学習により、検定を合格すると「焼酎品質鑑定士」ならびに「F&Bナビゲーター(飲食にまつわる総合的なもの)」認定書を取得出来ます。

焼酎については、焼酎(泡盛も含まれます)が出来るまでの製法は勿論、おもてなしについて、器についても学んでいきます。同時にテイスティングも必要になります。

講義の中で必ずテイスティングを行い、それぞれの焼酎について風味の確認を行います。

テイスティングで出された焼酎を小さなビンに入れて持ち帰り、自宅でも香りやテイスティングを行うようにすると学習しやすいと思います。

独りでたくさんの種類の焼酎を手に入れるのはコストがかかるからです。

筆記試験に出る内容は、テキストを元に講義で学んだ事を各自復習していきます。

テキストの中にある問題形式の部分を復習していく事で、試験対策が出来るようになっています。

講義で特に強く指示があった所はテストに出やすい部分とみて良いでしょう。しっかり頭に入れておく必要が有ります。

テストは選択方式の部分も有れば、筆記しなければならない部分も有ります。特に製法についてはしっかりおさえておかねばならない事項ですので、箇条書きにし、いつでもどこでも復習出来るような工夫が必要です。覚えなければならない事はたくさんあります。

製法あたりの内容は、自分で語れるようになるくらいの意気込みで学習していく必要が有ります。

実技試験に関しては、講義を受けておいた方が実践的で良いでしょう。「一番良い温度帯のお湯割を作ってください」という実演を試験で行いました。

実技の講義を動画で撮り、幾度も自宅で練習を行います。

さきこ

接客が出来るまでの知識と実践が出来なければ合格出来ないと考えますと、かなりの勉強量が必要になります。

テキストの紹介

NPO法人FBO(料飲専門家団体連合会)に加盟している講師が主催する講義に参加しましたので、オリジナルのテキストを使用しました。一般には市販されている物では有りません。

厚さ3〜4㎝ほどの分厚いテキストです。

他にも副教材が付いて来ました。全て講師が執筆したものを利用しておりましたので、市販の物で勉強する必要は有りませんでした。

講師は試験監督もされるくらいの方でしたので、試験のツボを知り尽くされていました。

講義でポイントを見逃さず、復習を重ねていく事が合格への近道です。

マクロビオティスクを学ぶ為に読むべき本として紹介されたのが「ゼン・マクロビオティツク―自然の食物による究極の体質改善食療法」という本です。

この本を読む事で、飲食のみならず世の中の陰陽学を網羅する事が出来ます。

飲食の陰陽についてはテストで出る内容ですのでしっかりとおさえておいた方が良いでしょう。

難易度(勉強時間)

試験の問題数が多く悩んでいる暇はありません。しっかり学習し、どんどん答えていかねば試験終了までに間に合いません。

一通り講義を受けて、自主勉強を行い試験を受けるまで半年から一年ほどかかりました。

仕事をしながら講義を受けることが難しい場合は、通信コースで学ぶ事も可能です。

しかし、実技試験の対策を考えると出来る事ならば講義を受けておいた方が良いでしょう。

NPO法人FBO(料飲専門家団体連合会)主催の受験コースというのもありますので、効率的に勉強したい方は、こちらもおすすめです。

受験者数・合格率

合格率は80%程

試験情報

  • 資格種別:民間資格
  • 資格区分:なし
  • 受験資格:20歳以上
  • 試験内容:筆記試験、ティスティング
  • 試験場所:東京、名古屋、大阪、広島、福岡
  • 問い合わせ先:日本酒サービス研究会

試験情報の詳細は「焼酎きき酒師試験の難易度・合格率・試験日など」で掲載しています。

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