ガソリンや薬品といった危険物を一定数取り扱い、製造・貯蓄する業種で管理責任を担うことができる「危険物取扱者」。

各危険物の特徴・性質・貯蔵法などを知りつくした上で点検や管理といった業務を行なうことができ、ガソリンスタンドや印刷工場、燃料・塗料、化学工場といった様々な業界で活躍できます。これらの業務に携わる方は、ぜひとも持っておきたい国家資格です。

このページでは、危険物取扱者の資格内容やオススメの通信講座をまとめています。

2018年11月11日時点の情報

危険物取扱者の資格内容

危険物取扱者の資格は、甲・乙・丙の3種類に分かれているのが特徴。甲種は全種類の危険物を、乙種は危険物の性質に応じて一類から六類に区分されており、各類で指定された危険物のみ取り扱いや点検ができます。丙種は、ガソリンや軽油、灯油といった特定の危険物に限って取り扱うことが可能です。

甲種・乙種どちらかの危険物取扱者資格を持つ方がいれば、危険物取扱者の資格を持っていない方も取り扱うことができます。

下記に例として乙種の有資格者が扱える物品をまとめてみました。自身が扱う物品がどの類に属するのか、目安として参考にしてみてください。

一類 塩素酸カリウム、硝酸カリウム、過酸化ナトリウムなど
二類 硫化リン、硫黄、鉄粉など
三類 カリウム、黄りん、ナトリウムなど
四類 ガソリン、灯油、軽油、重油、メチルアルコールなど
五類 ニトロセルロース、ニトログリセリンなど
六類 硝酸、過酸化水素など

危険物取扱者の資格を取得するメリット

安定したニーズで年齢問わず活躍できる

各危険物を取り扱うことができる危険物取扱者は、ガソリンスタンドや化学工場といった様々な場所で活躍できる資格。活躍できる業界の幅が広いため、就職や転職にも有利です。高校生やサラリーマン、中高年と年齢問わず有力な資格になることでしょう。

資格手当や昇給・昇格の条件にも

職種や企業によっては、危険物取扱者の資格を持っていることで昇給や昇格につながる場合も。知識を深めてキャリアアップにもなるので、自身の人生設計に活かしやすいですね。

通信講座の比較

ここでは、危険物取扱者の試験対策に活用したい通信講座をご紹介。

「たのまな」「ユーキャン」「産業能率大学」の3つを挙げ、受講費用・学習期間・質問回数・添削回数の4つを比べてみました。

どの通信講座を選ぶか迷っている方は参考にしてみてください。

受講費用

たのまな 甲種19,440円(税込)
乙種15,120円(税込)
ユーキャン 乙丙四種 39,000円(税込)
産業能率大学 乙種4類 18,360円(税込)

信講座を受講する際に比べてしまう受講費用。受講費用が最も安かったのは「たのまな」でした。

受験1回あたりの費用が抑えられるので、あまり予算をかけられない方は費用を重視して比べてみてはいかがでしょうか。

たのまなの危険物取扱者受験講座

学習期間

たのまな 4ヵ月
ユーキャン 5ヵ月
産業能率大学 3ヵ月

学習期間が1番短かったのは「産業能率大学」で3ヵ月でした。仕事と受験勉強の両立が難しい社会人にとって、短期間で合格を目指せるのはありがたいもの。

一気に集中して勉強するのはもちろん、空き時間で少しずつ進めていく方法どちらのスタイルにもマッチする通信講座を選んでみてください。

産業能率大学の危険物取扱者講座

質問回数

たのまな 記載なし
ユーキャン 質問回数に制限を設ける場合あり
産業能率大学 記載なし

質問回数に関しては記載のない通信講座が多く見受けられました。講師に質問ができるかどうか、また質問は何回してもよいのかも、通信講座を選ぶ際に比較しておきたいポイントです。

質問に対して気になる方は、直接問い合わせて詳細を確認してみてくださいね。

添削回数

たのまな 4回
ユーキャン 5回
産業能率大学 3回

添削回数が最も多かったのは「ユーキャン」という結果に。

添削の回数が多ければ多いほど、プロの講師に自分の実力をチェックしてもらうチャンスが増えてきます。定期的に今の実力を知って、苦手克服に立ち向かっていきましょう。

模擬テストなどを試験勉強に役立てていくと、さらなる得点アップにつながるかもしれません。

ユーキャンの危険物取扱者講座

各講座の紹介

たのまな

  • 危険物取扱者受験講座(甲種・乙種)

「会社で資格が必要になったから…」「危険物の勉強は初めてだから不安」という初心者にオススメなのが、4ヵ月で合格に向けてしっかり勉強できる「たのまな」の通信講座。

月ごとにテキストと添削つきレポートを進めることで、着実に知識をつけられるカリキュラムとなっています。使用する教材はテキストとレポート課題のみのシンプルな構成。勉強が苦手な方でも挑戦しやすいよう工夫がされています。

また、サポートが8ヵ月間ついているため、自分のペースで学習を進めたい方にも◎。受講費用も安く、まずは勉強を始めてみようと考えている方にぴったりの通信講座です。

教材

【甲種・乙種共通】

  • 学習ガイド
  • 主テキスト上巻「実務編」、下巻「法令編」
  • 模擬問題集
  • レポート課題集

過去の出題傾向をもとにしてつくられたテキストで必要な知識を学び、本番さながらの問題集を解いて理解を深めていきます。

主テキストは1ヵ月ごとに学習範囲が決められており、修了後にレポート課題集を解いていく仕組み。

あらかじめ学習プランが決められており、学習の進め方や試験勉強の取り組み方、テキストの使用方法が書かれた学習ガイドがついているので、独学での試験勉強に不安を感じている方も安心して学ぶことができますよ。

公式サイト

たのまなの危険物取扱者受験講座

ユーキャン

生涯学習のユーキャン

  • 危険物取扱者合格指導講座

開講30年以上と長い実績をもつユーキャンの危険物取扱講座。本番の試験で出題される可能性が高い分野を効率よく学べるテキストに加え、模擬試験問題で着実に理解を深めるカリキュラムとなっています。

また、ユーキャンの受講生専用のサービス「学びオンライン プラス」では、講座の講義動画を見たりミニテストを受けたりすることが可能。自宅だけでなく、通勤途中や空き時間も効率的に試験勉強を続けることが可能です。

教材

  • メインテキスト3冊
  • ビギナーズぶつりかがく
  • ゴロおぼえ手帳
  • ガイドブック
  • 添削関係書類

試験勉強が初めての方でも安心してスタートできるよう、図解を取り入れたテキストを使用。専門用語は理解しやすいように解説されているので、スムーズに知識を深めることができます。

イラストやゴロ合わせで暗記できるゴロおぼえ手帳や、模擬問題集といった副教材も充実のラインアップ。質の高い教材で学習できるのがユーキャンのポイントです。

※法改正、試験に関係する情報に変更があった場合、追補教材をお送りする場合があります。

公式サイト

ユーキャンの危険物取扱者講座

産業能率大学

  • 危険物取扱者 乙種4類
  • 危険物取扱者 乙種総合
  • 危険物取扱者 乙種 1・2・3・5・6類
  • 危険物取扱者 丙種
  • 危険物取扱者 甲種

学校法人産業能率大学が実施している通信講座。希望に合った複数のコースを用意し、合格までの道のりをサポートしてくれます。

テキストで出題する確率が高い項目を優先して学び、問題集や模擬テストを繰り返し解くことで知識を定着していくことが可能です。

また、自身の学習状況の管理や通信講座の在籍期限を知らせてくれる産業能率大学オリジナルのサービス「SANNO Web Support」を使用可能。Webから質問をすることもできるので、受講中の疑問や心配事をいつでも相談できます。

教材

  • テキスト 1冊
  • 問題集 1冊
  • 模擬テスト 1冊
  • 模擬テスト解答カード 8回分
  • ライセンス・スクウェア
  • 添削 3回 (Web提出可)

テキストにはゴロ合わせやイラストなどの解説がついており、覚えるのが大変な項目も理解しやすいよう作成されています。出題される可能性が高い設問はマークで区別されているため、優先順位を把握するのに時間がかかりません。

テキストで学んだあとは問題集を解き、基本の知識がどれだけ身についているかをチェック。試験直前には本番さながらの模擬テストを解くことで力試しができます。

公式サイト

産業能率大学の危険物取扱者講座

どの講座がいいの?

  • 初心者も経験者も始めやすいカリキュラム!スタートダッシュを切るなら「たのまな
  • 講師の添削サポートやアドバイスの回数を重視するなら「ユーキャン
  • 内容を理解しやすいテキストなど、教材の質で選ぶなら「産業能率大学

それぞれにメリットがあるため、ただ比較するだけではなかなか判断しづらいのが現実。

充実したカリキュラムや学習サポート、テキストの質、料金など、自分が重要視している点をじっくりと比べてみましょう。利用者の感想などもチェックしておくと、より判断がしやすくなるかもしれません。

筆者のオススメは、合格に向けて勉強をスタートしやすいカリキュラムが組まれた「たのまな」。テキスト、過去問題集、レポートなど使用するツール同士のバランスが良く、使いやすいと高い評判を得ています。

また、受講費用が他の通信講座と比べて安いので、受験勉強にお金をかけたくない方や複数の資格取得を考えている方にもオススメ。試験勉強初心者でも、他の資格を複数取得しようと考えている方にも使いやすい通信講座だと言えます。

まずは資料請求をしてみよう

各通信講座を比較する際にまず必要なのが「資料請求」。自身の学習スタイルに合った通信講座を見つけることが、合格への近道となってきます。

自身に合わない通信講座を選んでしまうと、「テキストが分かりにくくて理解するのに時間がかかった」「教材が多すぎてどれから手をつけたらいいのか分からない…」といったストレスを感じかねません。

まずは各通信講座について詳細に記載されている資料をじっくり読み、どれが自分にふさわしいかを検討してみましょう。即決せず、しっかりと情報を集めて比べてから決めるのがオススメ。

時間の許す限り比較して、あなたにぴったりな通信講座と出会ってくださいね。

独学勉強法

独学での勉強法はこちらを参照して下さい。