私は21歳からドラッグストアでアルバイトを始め、3年後に当時の店長から登録販売者の資格をとってみなよと言われました。
医薬品の売場の担当を任されていた私でも最初は【独学でこの量の薬の知識なんてつくのだろうか】と不安も感じていましたが、友人や先輩から戴いたテキストと過去問をやりこんだら東京の試験を難なく合格出来ました。
そこで本題の「これから独学で登録販売者の勉強をしようとしている方々に向けて、お勧めのテキスト・問題集・過去問をそれぞれ紹介していこうと思います。
参考記事 登録販売者の通信講座(ヒューマンアカデミー・ユーキャンなど)を徹底比較
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分かりやすくテキストと過去問が合わさった【完全攻略 医薬品「登録販売者試験」合格テキスト】
これは書店で並んでいた他のものよりは私には合っていました。この1冊を何回も繰り返しやっていくことによって、徐々に点数はもちろん上がると思いますが知識の量も予想を超えると思いますよ。
テキストとしても分かりやすいし、過去問を繰り返し解いていって間違えてもすぐに確認ができるので初心者向きですね。
要点が特にまとまっていて見やすいので、初心者向きなんだと思います。
重点的に攻めていくなら【7日間でうかる! 登録販売者 テキスト&問題集】
これに関しては、たまたま買ったものでした。
登録販売者の友人達がよく使っている人を見ると言っていたので個人的に気になって購入です。まず最初に7日で受かるというのは、鵜呑みにせず焦らず勉強していっていただきたいです。
私も最初解いてみたときに、たまに「ん?どういう事なんだろう」と感じたところが何点かありました。ですが、これも1冊目と同様で何回も繰り返し解いていけば合格への1歩です!!
赤シートもついているので、勉強がしやすいですよ。
ここまで2冊紹介しましたが、いかがでしょうか?
1からの独学スタートは切羽詰ってしまう方も結構いらっしゃると思います。
1冊まるごと覚え切れられたら良いのですが、なかなかそんな事は難しいですよね。
試験問題で大体出てくるのは
- 医薬品とはどういうものなのか
- からだのしくみ
- 主に風邪薬の成分でテキスト2冊分程
- 薬の成分によるアレルギーと薬事法
ここを押さえていれば問題ないと思います。新しく改訂された薬事法もあるので、最新の過去問やテキストは購入をオススメします。
覚えづらいのは【漢方】のところだと思います。主に漢字だらけですし、せめて覚えていられて【カンゾウ・トウキ・サイコ・シャクヤク】とかです。
あくまで私の話なので、ここは参考にしないでください。ですが、苦手だからといって避けてしまうと、いざ問題に出た時に大きな失点になってしまうので要注意ですね。
とりあえず試験の概要を掴みたいなら「U-CANの登録販売者 速習テキスト&重要過去問題集」
最初に参考にしていたのは先輩から戴いたU-CANのテキストでした。資格を持っている人が年に1回行く講習にいつもいるキャラクターが載っているテキストもあります。
気軽に持ち運んで外でポイントを押さえたい人には【登録販売者試験対策 テキスト上下巻】
これに関してはあまり使わず、やはり過去問を解いていて分からなくなった時に使用していました。
いろいろなテキスト等を使ってきたので、中身が被った意見・クチコミだったら申し訳ございません。この上下巻に関しては、当時最新版だったので新しく改訂した薬事法も載っていました。
最新のものを購入すれば新改訂の問題も一切怖くないので、絶対にこれ!とは言いませんが、持っておくといいでしょう。
まとめ
今や国家資格と言われた登録販売者の資格ですが、現在ドラッグストアの店長をしている私でも「あなたは薬剤師じゃないの?登録販売者ってどういう人?第1類医薬品売れないの?」とよく聞かれます。
やはりまだまだ認知度の低い資格ではありますが、今回載せた3冊のテキスト・過去問が見てくださった皆さんの力になって登録販売者が増えていく事を望んでいます。
全国で試験が実施されていますので、もし手に入れられる機会のある方は全国各地の過去問を是非やってみて欲しいです。
私はアルバイト時代に店長にお願いをして、試験実施している他県の過去問を半年間キッチリ叩き込んでみました。
最初は埼玉で試験を受け、まさかの新改訂された薬事法や漢方と緊張してしまって覚えてきたものが一瞬で消え去ってしまうという事態に陥り、落ちてしまいました。
2回目の東京の試験では、身構えすぎてしまっていたのか、何もひねりのないストレート問題で120点満点中112点をとる事ができました。
案外、あの時にやってみて思ったことは確かに過去問を繰り返しやる事も必要ですが、むしろやりすぎてしまうと変に問題を勘ぐってしまって間違える事があります。
ややこしい問題は自分の中で整理して試験に挑んでいただけたらと思います。